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放送日 平成24年10月21日(mp3形式音声ファイルはこちら→) 
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。

タイトル: 「洛北エリアの学びと交流の場、RACマンデープロジェクトって御存知ですか?」
~「地域力って何だ!」~
概要: 洛北エリアの学びの場としてスタートしたRACプロジェクト~地域活性化にむけた取組みをご紹介しました。
出演者: 阪:阪本卓也氏 あべきた』代表編集者 、
有限会社ティーエスピー(賀茂かもんドットコム運営)代表
中:中島(なかしま)宏典氏 京都市景観・まちづくりセンター
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)

収録中の風景(左から絹川、阪本氏、中島氏)
   放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
絹: “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
************************************************************************
絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た元気なまちづくりびとの紹介や、その活動の最前線をご紹介しております。
いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。

■あの“賀茂葵コミュニティ”から、またお越しいただきました!

地域情報誌『あべきた』
絹: そして本日のゲストは、お二方でございます。まずお一方目は阪本卓也さんでいらっしゃいます。阪本さんは、京都市北部に特化した地域情報誌『あべきた』の代表編集人でいらっしゃいます。よろしくお願いいたします。
阪: よろしくお願いします。
絹: 阪本さんは二年まえにも「賀茂葵コミュニティシリーズ 第二弾」に御出演の方です。懐かしく二年ぶりにご登場です。
そしてもうお一人のゲスト、我らがまちセン、京都市景観まちづくりセンターより、中島宏典さんです。
中: はい。よろしくお願いします。
絹: よろしくお願いします。中島さんは、千葉大学の大学院から京都市のまちづくりセンターに来られて二年半、まちづくりコーディネーターというお仕事です。
さて、本日の番組タイトルでございますが、「洛北エリアの学びと交流の場、RACマンデープロジェクトって、ご存知ですが」と題してお送りいたします。
サブタイトルは「地域力って何だ!」というお話になります。

■第一章  “賀茂葵コミュニティ”のこれまで
 ●“賀茂葵コミュニティ”をご存じない方のために
絹: それではエピソード1でございます。阪本さんから口火を切っていただきます。
そもそも四年前に“賀茂葵コミュニティ”というのができました。何やらすごいチームが集まっているぞと、まちづくりセンターの森川さんや木戸環希さんたちが注目して、阪本さんたちの活動を注視しておられました。
阪: はい(笑)、ありがとうございます。
絹: そのあたりのスタートから、まだ“賀茂葵コミュニティ”のことをご存じない方のために、ちょっとご説明ください。
阪: はい。“賀茂葵コミュニティ”は、地域の協働という形で、地域にある大学(府立大学、精華大学、工繊大学、産業大学、最近ではノートルダム女子大学も加わっていただいたのですが)や地域のいろんな施設(植物園やコンサートホール、国際会館)等々、本当にいろんな皆さまに入っていただいて、そこに地元の自治会の方が参加していただき、さらには私が所属する商店街など、いろんな団体が入って、地域全体で考えて何かを起こしていこうという団体なんです。
絹: 阪本さんは二年前のご登場の時は、北山街協同組合の理事長さんをされていて、このたび退かれたそうですが、地元の商店街としての活動をされていると。
その当時のまちセンのスタッフが「賀茂葵コミュニティって、なんかすごそう!」と思ったのは、「左京区役所や大学やコンサートホールや植物園や、京都市京都府こきまぜて、学校も、官も民も、地元の商店街も、なんでこんな、ちょっと縦割りを外した色んな人たちがおんなじテーブルについてるの?すごいやん」という話だったと覚えております。
中: はい。まさしくその通りで、当時から一貫して話しているのは、行政区を超えた活動というところと、もうひとつやっぱり官から発しているわけではなくて、こういう阪本さんですとか、上賀茂神社の村松さんがいらっしゃいましたけど。
絹: あの、有名な村松権禰宜さん。
そうです!そういう方たちが自らこういう活動を取り組み始められたというところが、一つの大きな、まちセンとしても面白いと言うか、興味深い視点でした。

 ●こんな活動を展開しています
絹: まちづくりセンターも応援されていた、さまざまなイベントがこの四年間であったと聞いておりますが、たとえばいくつかご紹介いただけますか。
阪: 昨年開催しました“あおい地球まつり”というイベントがございます。
そちらの方は“賀茂葵コミュニティ”の複合組織と同じような形で、色んなイベントが組み合わさって、一つの形を作ろうというものです。
“1000人の笑顔の庭”ということで、子どもさんたちの笑顔を1000枚、ハンカチみたいなものに焼き付けて、それを植物園のところに飾らせてもらったり、“北山フラワーストリート委員会”というのがありまして、北山通の街路樹の下に花植えをやっている団体なんですけど、その花植えをやったり、そのイベントの時に合わせて、神社も“葵の縁日”というイベント等、いろんなイベントをその日に合わせてやるというので、大タイトルで“あおい地球まつり”という名前を付けて・・・。
絹: ブルーの青と「この紋どころが目に入らぬか」の植物の葵をかけているわけですね。
阪: そうですね。環境の意味での“青い”と、まさしくその通りで、かけてやらせていただいております。
絹: まさしく阪本さんがおっしゃったように、複合ですね。思いっきり地道なたくさんの方がかかわっておられるんですね、
阪: そうです。その中には、今ちょっと言い忘れましたけど、“ミュージックフェスティバル”と言って、コンサートホールさんのイベントも一緒にやりました。そういうのがつながっていく一つのやりかたかなと思ってやっていましたね。

 ●このパワーをもっと広げたい・・・
絹: さて、リスナーの皆さん、四年前に発足した“賀茂葵コミュニティ”は、さまざまな地道な交流イベントを積み重ねてこられました。
そして四年経ちました。活動のなかで、子供たちの1000の笑顔を集めて植物園にハンカチに焼き付けて飾られたと。
それはすごい素敵。
それから花を街路樹のもとに生けるというのもすごい素敵なんだけれども、それでは飽き足らない。
何か課題をお感じになって、新たな悪だくみと申しますか(笑)、何かたくらみをされていると聞いております。
阪: 今、ご紹介いただきましたイベントも、一つひとつは素敵なイベントで、皆さんには喜んでいただいたかなとは思うのですが、それが“賀茂葵コミュニティ”のパワーと言いますか、これだけの皆さんに協力していただいているなかで、それが横に繋がっていって、それぞれが主体的に参加していただけるような繋がりができないかなというのを、ずっと思ってきておりまして。
絹: うーん。私、ちゃんと解釈できているか教えて下さい。言い換えますと、単発のイベントでエネルギーがばっと出て、笑顔、やりきった感、充実感があったと。それはそれでいいんだけれども、そこから次なる展開と言いますか、広がっていく、新たなプロジェクトが生まれ出るというようなところを、さらにお求めになり始めたというふうに思ったらいいんでしょうか。
阪: はい、それで結構です。
絹: 私もかつて経験したことがあるんですが、イベントとかシンポジウムとか、一生懸命友達と立ち上げて大車輪でやると、すごい充実感があって、よかったねと。
で、次に似たような企画を誰かが持ってくると「ちょっと今、エネルギーがまだ充電しきれてないので、ちょっと待ってくれへん?」みたいな経験も、ままございます(笑)。
先ほど事前の打ち合わせで、阪本さんから教えていただいたんですが、継続的に人と人のつながりを深めて広げていくためには、もう一段新しい工夫が要りそうだということをおっしゃっておられました。その辺について教えていただけますでしょうか。

■第二章  RACマンデープロジェクトについて
 ●横につなげて、大きな力に
阪: はい、皆さんが参加していただくのには、そういう場というか、主体的にそこの場所に行って、そこの場所から発信してもらう。その発信してもらった情報や内容を、そこの団体さんだけの発信に留めずに横に繋げていくことで、新しい大きな力になっていくんじゃないかなと考えました。
絹: その非常にわかりやすい例が、先ほど中島さんと阪本さんの雑談の中で、例えば阪本さんがおっしゃっていた植物園で何か植物の学習会だとか・・・。
阪: 菊の育て方とか、ガーデニングとかいう講座はもうすでにあると。
絹: それは植物園さんがなさるしごく当然のことだと。
阪: そうですね。
絹: そこに何かもう一つの要素が入って、新たな化学反応が起こるということを、阪本さんたちは求めておられると。
阪: そうですね。最近で言うと、学校が市民講座というのを色んな大学から発信しているというのが、一つの良い例だと思うんです。
それはその学校の一つの広報であり、宣伝活動でもあると思うんです。
それは学校の宣伝活動をメインにした目的である行いであって、我々がやろうとしているのは、それを全体としての発信を意識した、そういう講座ができないか。
で、それをすることによって、地域の力、まちの発信に繋がってくるんじゃないかと思いました。

 ●地域力って、なに?
絹: はい、リスナーの皆さん、いまのところ、きっと今日の番組のキモです。おわかりいただけたかな、ちょっと不安もありますので、もう一度、今日の番組のサブタイトルである「地域力って何だ」という形で、再度解説をしていただきたいと思います。
中島さん、阪本さんたちの“賀茂葵コミュニティ”、あるいは京都市景観まちづくりセンター“まちセン”の皆さんが考える「地域力」って、平仮名にすると何なんでしょう。
中: そうですね。私も “賀茂葵コミュニティ”にかかわらせていただいているなかで、阪本さんや地域の方たちがおっしゃられることを含めて、考えていることとして、“賀茂葵コミュニティ”の取組って、すごく珍しいというか、特殊だと思っています。まだまだ社会的な一般常識として、こういう広域的なネットワークで取組を進めようという地域は、2年ぐらい前はなかったと思うんです。ただ最近見てみますと、まちセンのかかわっている地域でも、京都ですから元学区という地域コミュニティ単位での活動というのが地縁コミュニティとして盛んにおこなわれてきたと思うんですが、それを超えた活動という形で・・・。
絹: 学区だとか行政区をにじみ出していくところが、まずすごいんですよね。
中: そうです。それがまず一つですね。かつ、もうひとつ、最初に私が申し上げたいところが、官ではなく民の活動だというところで、やはり色んな人が入りやすい場であったり、空間であったりというところから、新しい化学反応のようなところがあって、「地域力」という形で、皆さんがそれぞれ楽しいことだとか、うれしいことだとか、知識をつけていただくとか、知恵をつけていただくとか、一緒に活動するという、そういう総合的なモノ・コト・知恵など、ひっくるめたものが集まった取組自身を実践されているというところに、私たちは「地域力」を高める取組なのではないかなと思います。
絹: ありがとうございます。まだ平仮名になりきってないかもしれません。だいぶ漢字が多かったかも(笑)。
それじゃあ、具体例で行きましょうか。阪本さんがさっき教えて下さった3.31のコンサートホールを核にした、「これが地域力の表れの例として、とらえてる」みたいなことを、さっきおっしゃってましたよね。これは阪本さんが、どういうところを捉えて3.31が地域力の表れとお考えになったんですか。

 ●例えば雑談から・・・
阪: そうですね。“賀茂葵コミュニティ”という場を通じて、そこの場を共有しているだけで、横に色んな話が、雑談を含めて、会議の中で出てきますよね。
絹: 雑談、いいですよねえ。
阪: その雑談の中で、「今度、こんなんやりたいんやけどなあ」というお話が、たまたま先般コンサートホールさんの方から、「地域と一緒にイベントをしたい」というような言葉が出まして、「それ、乗ったあ!」みたいな勢いでですね。
絹: なんか、それ聞いたら中島さんの耳がピクピクと動きそうな(笑)。
中: そうですね(笑)。今さっきの「地域力の」というところの、平仮名になるかどうかわからないんですけど。静かな水面を想像していただきたいんですけど、そこにコンサートホールさんが石を一個投げられて、そこに波が立っていくと。それを「波は面白いね」というところに、皆さん泳いだりとか、「もっと石を投げようか」というところで、波のうねりが大きくなっていくところから地域力・・・。
絹: うん、わかりやすい。
阪: そうですよね。そんなイメージで大丈夫です。それが広がりをもってね、皆さんが参加して、コンサートホールだけじゃない、“賀茂葵コミュニティ”のメンバーみんなが力を合わせて、一つの大きい力にしていくことを実践できる場ができるのではないかと思っています。
絹: 商店街はいはるわ、大学はいはるわ、ダム女もいはるわ、区役所もいはるわ、上賀茂神社さんもいはるわ、NPOもいはるわで、そこで相談がかけられたら、きっと知恵が出てくると。
で、“賀茂葵コミュニティ”さんの次なる企てというのは、そういう色んな相談事を受けたり、雑談ができる場所と空間を設定してしまえという新たなプロジェクトを“RACマンデープロジェクト”として企画されたと。もうすでに何回も実績を積んでこられているんですが、その新たな企ての“RACマンデープロジェクト”について少しお願いいたします。

 ●RACマンデープロジェクトの狙い



地域情報誌『あべきた』内の
RACマンデープロジェクトの案内ページ
阪: はい、今ご紹介いただいたとおり、“RACマンデープロジェクト”は洛北エリアの協働という形で、“洛北エリアコーポレーション”という名前のとおりで、マンデープロジェクトなので、月曜日に行っている講座なんです。
その中でいろいろ企てとして、地域にある大学の先生方にしゃべっていただいたり、自治会におられる方が自分とこのまちについて、例えば上賀茂でしたら「上賀茂検定」という検定が始まっていて、いろんな形で地域を発信していく。
これはさっきの話と全く一緒で、上賀茂の方が上賀茂の情報だけを発信するんじゃなくて、そのことをもっと広げようということです。たとえば「上賀茂検定」をやっているなかで、神社とくっつくコンサートホール、植物園とくっつくことで、一つの観光プログラムにしていけるんじゃないかと。そういうことをコーディネートしてあげるということが大切な役割になるのではないかというのが、“RACマンデープロジェクト”の狙いなんです。
その今やっている一つひとつの講座、商店街の講座もありますし、大学の先生方の講座もあるし、地域の講座もあると。そんな色んな講座から一つひとつの講座を分解してつなげることで、新しい地域力講座というか、全体の発信力の高まる講座をつくっていきたいなと思っています。
絹: 一見すると“RACマンデープロジェクト”は、色んな人が“賀茂葵コミュニティ”のメンバーの方が講師役になって、短い講義・セミナーをなさるということですが、「その辺の文化サロンと何が違うねん」と疑問の方もあるかもしれません。「けど、ちょっと違うんです」と。
それはそこに人を結ぶ効果が隠してあるというか、見えない爆弾として仕込んであるように見えたんですが、いかがですか。

 ●次の展開への場づくりとして
中: そうですね。それはまちセン的に本当にそこに注目をしておりまして、単純に文化サロンのような形で、どなたか講師に来ていただいて、「食事」だったり「健康」だったりのキーワードで話をしていただくというのは、どこでもできるような話だと思うんですが、一つは地域の方に来ていただきたい、特に住んでいる方、働いている方に来ていただきたいという趣旨は、まさしく阪本さんがおっしゃったような地域の方同士をつなげるとか、一緒に話をするとか、次の展開を見据えた場づくりというところに、すごく価値があるかなと思っております。
絹: 「この“RACマンデープロジェクト”というのは、地域の居場所でもあるし、場の持つ力でもあるけれども、人と人、あるいは人の持つ能力と能力を結ぶ接着剤としての機能を、大きな声では言わないけれども、ちゃんと設計意図として持っているよ」ということを阪本さんから教えていただきました。これがおそらくは新たな“賀茂葵コミュニティ”さんの企て、4年目にして新しいところなんですね。
中: 私たちもそう思っていますね。“賀茂葵コミュニティ”で4年間培ってきた、それ以前にもネットワークはお持ちだと思うんですけど、特に“賀茂葵コミュニティ”の方々が目指している方向性というのが一貫してきたというのも、一つの成果として表れているかなと思いますし、それをうまく形としてあらわしているのが“RACマンデープロジェクト”という取組と・・・。
阪: 具体的な動きとして、イベントをポッと花火で打ち上げるのは、今までやってきましたが、イベントだけじゃなくて、日常ずっと動くプログラムとして、何かそういう場というものがあれば、皆さんの方から発信していけるのではないかということですよねえ。

 ●知恵とモノと情報が行きかう場
絹: この “RACマンデープロジェクト”、“賀茂葵コミュニティ”さん の新たな企てを聞かせていただきまして、私は十数年前から“地域の居場所”、“まちの縁側”というキーワードを追いかけておりますが、私が興味のあるところとすごくかぶるんですね。“まちの縁側”という言葉も“地域の居場所”という言葉もなかなか広がらないというか、わかりにくい言葉ではあるんですが、職場と家庭と、男でしたら居酒屋以外の第3の居場所というところを“まちの縁側”と呼んでおります。そこへ例えばお菓子の到来物を「おすそわけです」と持参すると、持って行った1.5倍くらい、「近くの農家からいただいた大根を持って帰り」とかいう変な空間が、このごろ京都にもたくさん生まれております。そこへ行きますと、ほぼ無料でお茶を出していただいて、おしゃべりして、で、さっきの雑談です。「ここでこんな話があるねんけど、なんか知恵ない?」とか、「あそこの縁側で、ボランティアさんが足りなくて困ってはるんやけど、絹川さん、学生さんを紹介してくれへん?」とか、何か知恵とモノと情報がぐるぐる行きかう。自然に何か発火するという空間、これが“RACマンデープロジェクト”さんと一脈も二脈も通じているのかなと。面白いなあと思ったんです。
中: 確かにその通りですね。
絹: リスナーの皆さん、この洛北エリア、高野川と賀茂川を結ぶYの字の三角の辺りからにじみ出て、いろんな人たちが関わっているプロジェクトのなかで、新たな拠点づくりとともに接着機能だとか、ラボというんですか、化学反応を起こそうと悪だくみをしている人たちが(笑)、ここにおられます。

 ●こんな講座、やってます!
中: そうですね。この講座の一つひとつを見ていても、特徴のある方々に来ていただいたりしていまして、講座の中身を阪本さんからも一つ二つお話しいただけたらと。
阪: はい、一つはこの前、生協で、マックスで40席くらいの(椅子をどけたらもっと入るんでしょうけど)席が全部埋まったという講座の一つに、地元の上賀茂の京野菜農家の、テレビでも結構出ておられる森田農園さんと、賀茂葵のメンバーでもいらっしゃる府立大学の食事学をやられている先生がコラボをして一つの講座を受け持ったというものがあります。この講座は結構人気がありましたね。で、実際に講座をやるだけじゃなくて、今後の展開として、やった講座の内容を実際のメニューに落とし込んで、近所の商店街のどこかで食べられるとかいうことができればいいと思っています。またコンサートホールさんにお力を頂いたのは、実際に見学会を一緒にしたといったこともやりました。
絹: 地元の料理屋さんでそのメニューが食べられるといいですね。
阪: そうですねえ。
絹: さて、そろそろ時間が押してまいりましたので、まちセンからの告知コーナーを入れたいと思います。

■告知コーナーです
中: ありがとうございます。京都市景観まちづくりセンターでは、毎年行っております「景観まちづくり大学」の秋季を開催しておりまして、「京のまちづくりセミナー」「まちづくり実践塾」「京町家再生セミナー」「京町家住まい方ラボ」という形で催し物もしておりますので、是非皆様ご参加いただければと思います。ホームページの方をご覧ください。
絹: ではもうひとつ、私の方から。仲よくしております上京区の“まちの縁側 とねりこの家”の8周年記念の事業です。10月21日、日曜日、13時30分から16時、高見国生先生によります「ぼけても心は生きている」という認知症に関する講演会と、それからそのあとのおしゃべり会、茶話会があります。“まちの縁側 とねりこの家”、上京税務署のといめんです。
さて、リスナーの皆様どうでしたか?“賀茂葵コミュニティ”という非常に面白い人たちの集まりが新たな成果に向けて、「地域力とはなに?」という問題意識で、非常に面白い企てに動いておられます。この情報は、京都市北部の無料情報誌「あべきた」、アベニュー北山の略でしょうか。
阪: そうです。そこから始まっています。
絹: その無料情報誌「あべきた」から情報が入手できると思われますし、京都市景観まちづくりセンターでも入手できます。
中: はい!
絹: この番組は、心を建てる公成建設の協力と、京都府地域力再生プロジェクト、そして我らが京都市景観・まちづくりセンターの応援でお送りしました。
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