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放送日 平成23年12月10日(mp3形式音声ファイルはこちら→) 
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: NPO法人京都景観フォーラム設立!
概要: NPO法人としてこのたび設立された「京都景観フォーラム」の設立秘話を、関係者の皆様に聞かせていただきました。
出演者:
内:内藤 郁子氏 京都府建築士会
辻:辻野 隆雄氏 環境市民・ちゃり民
紫:紫和 雅史氏 司法書士
小:小林 明音氏 (財)京都市景観・まちづくりセンター
絹:絹川 雅則   (公成建設株式会社)
ちょびっと
 
 
   放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
 絹:  “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
  ************************************************************************
絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくりびとの紹介や、その活動の最前線をご紹介しております。
いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。

●今日は「京都景観フォーラム」からお越し頂きました
絹: さて、本日の番組のタイトルは「NPO法人京都景観フォーラム設立!」と題してお送りいたします。
そして今日のゲストは四方、女性お二人、男性お二人。
まず、「NPO法人京都景観フォーラム」の代表でいらっしゃいます内藤郁子さんです。
よろしくお願いします。
内: こんにちは。
よろしくお願いします。
絹: 内藤さんご自身も建築士会でラジオ番組の司会をやっておられるという。
内: そうですね(笑)。
もう7年間やっていまして、ゲストというのは、めったにないので(笑)。
今日は気楽に来ました。
絹: 番組で言いますと、僕の先輩にあたられます。
内: いえ、とんでもない(笑)。
絹: そしてお二方目、同じく「景観フォーラム」のメンバー、辻野隆雄さんです。
辻: はい、どうもこんにちは。
絹: 辻野さんは「ちゃり民」の辻野さんという印象が強いんですが、色んな所で出没されている方です。
辻: そうですね。
景観フォーラム」では、建築ウォッチングというのも結構長いことやってまして、はい。
絹: なぜか私の行く先々で、よくおられる方です(笑)。
辻: このラジオカフェも、「環境市民」の「エコまちライフ」で、前、時々出ていましたので(笑)。
絹: はい、辻野さんです。
そしてお三方目、紫和雅史さんです。
紫: どうも、はじめまして、紫和です。
よろしくお願いします。
絹: 紫和さんは、「むらさきに和する」と書きます。
粋なお名前の方です。
紫: どうもありがとうございます(笑)。
絹: そして最後が我らがまちセン、京都市景観まちづくりセンターの・・・。
小: 小林明音です。
よろしくお願いします。
絹: この番組のコ・プロデューサーと言いますか、一緒につくっているという間柄です。
さあ、まず一本目、「京都景観フォーラム」の成り立ちを、内藤さんから行きますか?

●始まりは「京都市未来まちづくり100人委員会」でした
内: はい、絹川さんも御存じと言いますか、この番組でも何度か取り上げられておられると思いますが、「京都市未来まちづくり100人委員会」というところで、私達も出発しました。
ということは、もう3年前になりますね。
絹: ご苦労様です(笑)。
内: 何が大変かって、忍耐力がついたという気がしますけれども(笑)。
絹: 修行道場の一面もありました。
内: そうでしたね。
そこのなかで、そもそも出発が、景観条例ができて一年目だったんですね。
景観条例ができて、「これは大変良い事だから、こういう事を進めていこう」というメンバーと、一方「こんなキツイ条例ができたら、京都市どうすんねん?建物も建てられへん」という反対的なチームがあって・・・。
絹: はい、私はその後者の方の業界に属しております。
内: そういうチームが、実は二つあったんですが、「同じ景観をやるんだったら、一緒にやれ」と言われてしまって。
その立場が色々な人たちを、議論してまとめて、決まったら、次の時にはまたその前から議論してっていう、行きつ戻りつの議論をしながら、それでも京都のまちがみんな好きで、美しくなってほしいという思いが、やっと一年くらいで一つになって、そういうための活動をしていこうという動きになったわけです。
チームが二つあったので「京都景観フォーラム」という名前にしようかと、活動を始めたんです。
絹: もともとのスタートが「そんなご無体な」というスタートでしたよね(笑)。
真っ向から対立する、景観に興味のある人達が、一つにまとまってフォーラムを結成するなんて、無茶と言うか、びっくりですよね。
内: ですよね。
無茶言いますよね、事務局もね(笑)。
絹: でもお互いに歩み寄ってと言うか、なんか一緒にやろうぜという機運が未だに残っているわけですよね。
内: そうですよね。やっぱり思いは同じで、建築を仕事にしている方も多かったので、まちの事に関しては、関心はあるし、京都が良いまちになってほしいという思いは同じなので、だったら自分たちは何ができるかということを、何度も話をしていった・・・。
絹: そうなんですよ。
100人委員会」のこういう人たちの共通項というのは、文句だけ言うてるんじゃなくて、「おかしいやないか!」と言いながらも、「じゃあ、自分たち何ができる?」ということろに帰ってくること、ね。
内: 自分たちで課題を見つけ出して、議論して自分たちで動けという、そういう委員会でしたので(笑)。
絹: まあ、奇特な人たちです(笑)。

●「京都景観フォーラム」二つの柱
内: そんななかで、何ができるのかということで、一つは、市民の景観に対する関心を深めるような仕掛けをしようということで、フィールドワークをしたり、色んな提案をしたりということをやっていきたいと考えました。
もう一つは、地域地域によって、自分たちがどういうまちをつくりたいか、どんなまちにしたいかということを、地域でまとめていかなければならないのですが、それがなかなか大変な事なので、それを手伝う専門家が必要なわけです。
ただ、あまり私達は景観という勉強をしてこなかったので、一度色々な幅広い勉強をし直して、そういう専門家をいっぱいつくって、その人たちがどこの地域にもいるみたいな形になればいいなということで、そういう「専門家養成講座」みたいなことを始めて、まあ二つの事を柱にして、活動を始めました。
絹: 二つの柱を繰り返しますと、市民の意識と言いますか、景観ということに対して、市民の人たちの意識を持ってもらおうという動きが一つ。
そして二つ目が、景観、景観と言っても広うござんすと。
実は景観全般についての専門家がそんなに育っているわけじゃないんだよと。
だから専門家、そういう事に詳しい人の人口を、今よりもっと増やそうぜというのが、二本目の柱と・・・
この二つの柱で、スタートされました。

●活動を続けたいと、NPOにしちゃいました
内: はい。
で、二年くらい経って、三年目で「100人委員会」は卒業、任期終了ということになるので、私達の活動母体がなくなるので、責任を持ってちゃんと活動を続けるには、ちゃんとした方がいいなという流れで、なんか勢いで「NPOにしようぜ」という話になって(笑)。
絹: これも御苦労さまでございます(笑)。
内: で、NPOにしてしまいました(笑)。
絹: そして、そのNPOの設立プロセスに関わられたのが、紫和さんですね?
紫: はい。
内: 私達のメンバーの中に、色んな幅広い専門家が必要だということで、弁護士さんも入ってもらったりとか、紫和さんは司法書士さんなんですけれども、入ってもらって、色々な専門家が支えるというようなところに、「ちょうど紫和さんがいる!」てなことで・・・(笑)。
「ちょっと紫和さん、どうしたらいい?」というので・・・(笑)。
絹: 紫和さん、ややこしい人たちに引きずり込まれたあたり、ちょっと聞かせて下さい。

●司法書士の役割
紫: もともと去年の3月に、「まちづくり司法書士」っていうのをされている石田先生という方に誘われて・・・。
絹: ああ、この人もややこしいおっさんや(笑)。
すごい楽しい方ですけど。
紫: この団体に顔を出すようになったんですが、それでその法人化というお話を聞いて、手続きの方をさせていただきました。
絹: だいたい事務所の名前が「まちづくり司法書士事務所」っていうのも、アヤシイですね(笑)。
内: いやいや、そんなことないです(笑)。
素敵な先生です(笑)。
その先生から紹介して頂いて、また紹介して頂いたのが、もううちにぴったりで、もうほんとに・・・。
絹: 紫和さんは、内藤さんが代表のこのチーム、どう思われました?
紫: いや、本当に色んな方がいらっしゃって、どういうふうに今まで意見をまとめてこられたのかなと(笑)。
いや、でも本当に皆さん、色んな知識を持っておられて、毎日色んな勉強をさせてもらっています。
絹: NPO化をされて、そこで申請などの業務を主に担当されたのかなと想像しますが?
紫: いや、色々とさせて頂いたんですが、普段の司法書士の業務でやっているのは、設立だと会社とかが多くて、しかも外の方から依頼を受けて、設立の手続きをしていくという形なんですけれども、今回はもともと内側にいて、「ちょっとやってよ」みたいな感じでやっていって・・・
絹: そっかあ、身内でやってしもたというのは初めての経験なんですね。
紫: ですので、内側から色々と自分の好きにいじれた所が面白かったですね。
内: そんなんは、わかりませんでしたけど、「まず何をしたらええの?」と。
「定款がいるやろ」「定款て、どんなんつくったらええの?」みたいな感じで、全部教えてもらって、ええ。
絹: リスナーの皆さん、NPO設立、実はそんなに怖い事ではなさそうです(笑)。
仲間内にそういう人を引きずりこめば。
本職は司法書士さんでしたっけ。
そういう方がいて、相談をかけられれば、ね。
紫: はい、是非。
御依頼いただいても(笑)。

●対立するグループをまとめるということ
絹: 思いがあれば、多分そういう仕組みをつくれそうですね。
ちょっとだけ、また聞きたいんですけど、市民活動というか、何か色々やっていたら、「オレ、賛成!」「おかしいやないか!」と対立することが、結構ありますよね。
それをこの人たちは、一応は乗り越えたわけですよね。
それをそばで見てたはって、どう思わはりました?
紫: そうですね。
やっぱりそれぞれの人で、どうしても譲れない部分と、ひょっとしたら譲ってくれるような部分が、たぶんあると思うので、その辺を見ていって、意見をまとめていかれたんだと思うんです。
絹: 僕がすごいなと思うのは、「景観フォーラム」チームの、そういうとこなんですよ、
実は。「我慢強くなりました」って、さっき内藤さんがおっしゃいましたが、ほんまにその通りで、テーブルひっくり返してもいいくらいのプロセス通ってはりますからね、たぶん。
内: 性格的にそんなに荒い人間じゃないので、そんなこと、しませんけど(笑)。

●エリアマネージャー養成講座について
絹: 本当に物事が一つ決まると、賛成の人も反対の人もいて、そこでテーブルひっくり返っちゃうと終わるけど、終わらせないという、すごい地道・・・。
その辺がやっぱりすごいなと思ってます。

さて、二本柱目の「エリマネ講座」と短縮して言ってしまいますけど、エリアマネージャーのことと、フィールドワークについてコメント頂けますでしょうか。
内: 専門家を養成するということ、去年から始めたんですけど、専門家と言っても、まちによって色々抱えている問題が違って、建築の専門家だけが集まったのではダメだと思ったわけです。
まちづくりを本当にやっているコンサル的な人だとか、造園だとか植物の事がわかる人だとか、土地の問題、相続の問題があったりすると、弁護士さんだとか、司法書士さんだとか、不動産業だとか、考えたらまちづくりというのは、色んな分野の人が必要なので、そういう人たちに声をかけて、まず受講して下さいと。
それとどんな事を勉強したらいいかと言ったら、法律的な事はもちろんですが、京都の歴史とかまちの成り立ちだとか、日本人とか京都人の美意識とか、生活文化とか、町家のでき方とか、勉強する事はいっぱいあって。
そういうことをみんなでリストアップして「これやったら、この先生に頼みたい」というのを、全然何も知らないで、ネットで調べてお願いしたら「京都でそんな事をやってはるのやったら、是非行きます」と、皆さん結構第一線の先生が来てくれはって、すごい講師陣を集めて、勉強を始めました。
絹: 僕、実は「エリマネ講座」、登録して一回目だけしか行ってないんです。
内: そうですねえ(笑)。
絹: ものすごい、綺羅星のごとくすごい先生方なんですけど、一回目が一番すごかったですね。
「景観とは何ぞや」みたいな話から入られまして。
内: そうですね。
絹: さて、リスナーの皆さんにどれほど伝わるか、ちょっと自信がないんですが・・・。
景観というのは、やっぱり相手がでかいです。
それを色んな分野の専門家が寄ってたかって、「一分野の専門家だけじゃダメよ」という形で、解読していったチームが、この方たちだと思います。
さらにエリアマネージャ講座だけではなく、フィールドワークという、これもまた、地道なことをやってられますね?

●フィールドワークについて
内: 色んな地域によって、切り口が違うだろうし、取りあえず色んな所を見て回るということで、色々な所のフィールドワークをやっています。
絹: フィールドワークについては、辻野さんがお詳しそうなので、辻野隆雄さんにお願いします。
辻: はい、実際に、まちの色んなエリアを歩いて、実際に自分の目で見てみようと・・・
ただ景観というのは、必ずしも建築のことだけ、ランドデザインのことだけ言っていたらいいのではなくて、やはりそこのまちのまちづくりであるとか、住んだり商売してはる人の生活形態などと密接な関係もありますので、そういう人たちとも直接お話を伺って、景観をどうやって直していくか、あるいはそのまちの活性化であるとか、より美しいまち、活気のあるまち、良いまちをつくっていくというところにも、直接繋がっていくと思うんです。

●高瀬川をずっと歩いてみました
絹: そこでフィールドワークをやると・・・どんな所を歩かれましたか?
辻: 例えば高瀬川の四条より南から五条までとか。
その辺は老舗の大きな料亭があったり、高瀬川にぼんぼりが並んでいますね。
わりと三条や四条の間は、ほんとに風俗営業の店がいっぱいあるまちですが、四条より南は落ち着いた静かなまちですね。
京都の本当に重厚な美を感じるまちです。
それでも例えばマンションの一階の駐車場のシャッターが、もうちょっとどうにかならんかとか、そこにある駐車場の料金を書いた看板とか、あの看板のデザインがなんとかならんかとか、そういうことを考えてみたり・・・。
絹: わりかし辻野さんが歩かれたフィールドワークでは、そういう具体的なサインや看板に目が行った人が多かったですか?
辻: それはもちろんですね。

●自転車撤去の看板が一番汚かったので・・・
内: 一番初めに、高瀬川を二条から七条くらいまで、いっぺん全部歩いているんですね。
その時に一番気になったのが、公共的な看板で、自転車撤去の看板が一番汚かった(笑)。
それがあまりに汚かったので、「これ、なんとかならへんか」というのが、ちょっと話題になって・・・。
 
辻: わかりやすい標識でありながら、かつ美しい上品な京都に相応しいとかなんとか、そういうデザインを考えて、これをこちらの景観プロジェクトでコンペをやろうと。
絹: 確か、僕それ見てますよね?
内: 100人委員会」の中でですね。
絹: あれは何大学の学生さんでしたっけ?
内: 精華大とか大阪産業大学とか京都市芸とか、銅駝高校など、とにかく学生さんたちに声をかけて、「ちょっとデザインを提案して下さい」と、コンペをして出してもらって、それを「100人委員会」で並べて・・・。
絹: 結構、良質な、というかええ感じのができてましたよね?
内: はい、面白いのがね。
絹: で、コンペをやっただけやなくて、実現してるんでしょう?
内: はい。すごいでしょ?(笑)
新しくなった自転車撤去看板
京都市情報館広報資料より)

固定式

可動式

路面シート

●コンペをして、新しい看板が実現しました
絹: 議論しているだけやなくて、フィールドワークして、一番気になったのが、自転車撤去の看板やと。
京都市景観条例、なんかかっこいいこと言ってるけど、自転車撤去の看板はえらいみすぼらしいなということに気がつかはったんですね。
内: それが「100人委員会」のいいとこで、行政も一緒に入っているので、じゃあ、行政の人たちもこの提案を受けて、予算付けてやってみようという流れになったので・・・。
絹: そこですがな、面白いのは。
「おかしいやないか!」と行政に文句つけたら、だいたい言いっぱなしで全然動かへんみたいなのが、「100人委員会」の方も「頑張るし、アイデア出すし、コンペ手伝うし、やらへん?」みたいな、ちょっと握手しているような現象がありますよね?
内: そうですね。
絹: なんで普段、こんなふうに動かへんのやろか?
不思議ですねえ。
辻: もちろん他の公共サインのデザイン、まだまだ直したいというのは、いっぱいありますしね。
これからまたやれたら是非、やっていきたいですね。

●深草商店街の試み
絹: 辻野さん、フィールドワークは他の場所は行かはったんですか?
辻: 嵐山、上七軒、深草と、とりあえず今年はその4か所を重点的に考えようと。
絹: 高瀬川をずっと歩かはった以外に、何か記憶に残っておられるエピソードはありますか?
辻: 例えば深草商店街は、道幅のわりに車がすごく多い、伏見と京都の間の幹線ですから、幹線というほど、そんな大きい道ではない、細い道を車が常にびゅんびゅん走っている。
商店街もシャッターが多いし、どうもちょっと鄙びた商店街というイメージになってくるんですけど、そこで地元の商店街は「まちぐるみ100円ショップ」とか、そういうイベントをやったりして、色々考えておられるんです。
で、そのあたりは大学が3つあって、若い人も、その気になれば集めることができるんじゃないかと。
絹: ああ、3つもありましたっけ?
教育大と・・・。
辻: 聖母女子大ですね、それから龍谷大と・・・
商店街でそこいらに住んでいる大学生が買い物をするということが、あるんですよね。
やっぱり若い人が集まらないと、まちは活気づかないし、若い人を集めなきゃと・・・。
絹: フィールドワーク、地道なまち歩きとも言いますけれども。

●景観フィールドワークのシンポジウムをやります!
内: 私達もこういう事を始めたばっかりで、なかなかまちの人と一体になってやるということは、まだ実はそんなにうまくできていないんですけど、実は明日、今までの活動の報告を含めたシンポジウムをすることになりました。
絹: はい、手元に資料がございます。
「京都発見!!景観フィールドワーク」、~『NPO京都景観フォーラム』設立記念シンポジウム~と、なっております。
内: そのなかで、今まで歩いてきたフィールドワークの報告をしながら、自分たちなりに色んな提案をちょこちょことまとめているので、「こんなふうにしたらどうですか」みたいなことを、併せて明日は報告会をしたいと思います。
クリックすると大きな
PDFファイルが開きます。
絹: 2011年12月11日、日曜日。14時から17時。
もちろん参加費は無料。
会場は我らが京都市景観まちづくりセンターのワークショップルーム、地下です。
これ、面白そうですよね。
辻: 是非、来て下さい。
内: まちによって、色々な切り口があると思うので、色々な提案をしているんです。
「こういうなまちづくりもあるな」とか「こういうふうにすれば景観が良くなるな」とか「うちでもこんなことならできるのと違うか」とか、そういうふうに皆さんに思ってもらったらいいので、そういうことも一緒に是非、あちこちでやっていきたいと思っていますので。
辻: 実際に、明日はそれぞれの地区の方をお招きして、お話を伺うコーナーをつくっていますので。
絹: パネルディスカッション「景観フィールドワークからまちづくりへ」というタイトルがついていますが、地域の関係者の方々が来られて、一緒にパネルをとられるということですね。
大事なことですね。
景観とかまちづくりというと、わかったようでわからん、非常にどんがらのでかい言葉ですよね。
それを京都景観フォーラムの人たちが、いかに読み解いて、いかに具体的なところに分解して、再整備をしているのかというのを、明日11日の景観フィールドワークのシンポジウムに行かれると、その一面が垣間見えるのではないでしょうか。
というふうに整理してしまいましたが。
内: その通りです(笑)
辻: その通り!

●対立する意見をまとめる作業は、まさにまちづくりでした
絹: リスナーの皆さん、本当なんですよ。
我々の言葉で定義するのが大変だったり、大きな言葉って、よく使いますよね。
でもそれを平仮名に分解して、自分の言葉に言い換えて、おなかのなかにすとんと収める作業って、たぶん1人ではできなくて、色んな人と話をして、先ほど出ましたけど、景観条例で真っ向対立している人たちのなか、どこが共通項でどこから・・・。
内: ですから、まさにまちづくりそのものやったかなみたいな(笑)。
絹: 「まちづくりを一言二言で述べよ」と言ったら、実はまちづくりチョビット推進室という番組をやっていながら、その人々によって翻訳の仕方が違うんですよね。
その辺の話をするのも、実は楽しい事かな、あるいは必要な事かななんて思います。
時間が大詰めに来ていますけれども、話しているうちに、半分まとめながら話しているなあという気がしてきて、今日御登場のチャンスがなくて、比較的おとなしくしておられた、我らがまちづくりセンターの小林明音さんにご登場頂いて、思いと共に、告知もよろしくお願いします。

●まちセンからの告知です
小: はい、では、京都市景観まちづくりセンターから告知を一つさせて頂きます。

2011年ももう終わりです。
2012年1月の予定をちょっと告知させて頂きます。
1月14日土曜日、2時から4時で、「まちづくり実践塾・防火研究の最前線から学ぶ~京都の延焼リスクと対処アイデアとは?~」と題しまして、京都大学の樋本先生と早稲田大学の安井先生にお越し頂き、3Dシュミレーションを交えながら、延焼リスクを分析していきます。
今年度の、「まちづくり実践塾」は防災まちづくりをテーマに全5回やっております。
そのうちの1つになっております。
防災にご興味のある方、是非お越しくださいませ。
絹: さて、告知の義務を果たしたところで、小林さん。今日、話してみてどうでした?

●「京都景観フォーラム」さん、まちセンも応援します!
小: 最後に内藤さんが、活動そのものがまちづくりそのものだったとおっしゃいましたけど、そういうふうに経験を共有しながら、1つの動きをつくっていってらっしゃる、こういうNPO化された団体さん、私達としてもテーマもかぶるところもありますし、一緒に何かできることがあれば応援させて頂きたいなと思っております。
絹: リスナーの皆さんに、もう一度申し上げます。
NPO化されました「京都景観フォーラム」、各種専門家、まちづくりというキーワードのもとに集まられた方々です。
この方々の存在を、是非頭の片隅にでもおいて頂いたら、有難いと思います。
この番組は、心を建てる公成建設の協力と、京都府地域力再生プロジェクト、そして京都市景観まちづくりセンターの応援でお送りしました。
内藤さん、紫和さん、辻野さん、小林さん、ありがとうございました。
一同: ありがとうございました。
絹: それではみなさん、失礼致します。
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