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放送日 平成22年2月13日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
テーマ: ふれあいの居場所普及サミットin京都をご存じですか?」
「グループリビングと言う暮らし方をご存じですか?」
概 要: ふれあいの居場所普及サミットin京都をご存じですか?」と「グループリビングと言う暮らし方をご存じですか?」のダブルタイトルをテーマに、さわやか福祉財団 鶴山芳子氏とNPO法人 東山やすらぎの会 杉本裕好代表理事のお二方をお招きし、豪華ダブルタイトル、ダブルキャストでお話をお聞きしました。
出演者:
杉:杉本 裕好(ゆうこ)氏  NPO法人 東山やすらぎの会 理事長
鶴:鶴山 芳子氏  さわやか福祉財団チームリーダー
絹:絹川 雅則   (公成建設株式会社)
ちょびっと
 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
絹: “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
************************************************************************
絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくり人の紹介や、その活動の最前線をご紹介しております。
いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。

●東京と京都から、豪華ダブルキャストです
絹: さて、本日は豪華ダブルキャストで、東京からの電話のゲストと目の前においでの京都のゲストとお二方、共に女性のゲストをお迎えしております。
一つ目のメインの議題は「ふれあいの居場所普及サミットin京都をご存じですか?」ということ、そしてお二人目のゲストのお持ちいただいている話題は、「グループリビングという暮らし方をご存じですか?」という二つ、今日は欲張りです。
ダブルタイトルでまいります。
ではゲスト紹介からまいります。
電話で待機していただいております。
東京は“さわやか福祉財団”鶴山芳子さんでございます。鶴山さん、どうぞ。
鶴: おはようございます。
“さわやか福祉財団”の鶴山と申します。今日はよろしくお願いいたします。
絹: 鶴山さん、ちょっとだけ自己紹介をお願いします。
鶴: はい、私は新潟県の魚沼という雪深い所で生まれました。
さわやか福祉財団”での活動歴は長くて1994年から活動しています。
もともとボランティア活動に20代の頃にはまりまして、ボランティア活動というのは、私にとっては究極のレジャーではないかと(笑)、思ったところがきっかけでした。
当時は“さわやか福祉財団”がまだ財団になってなくて、推進センターという小さい組織で、全国にボランティア活動を広げているというのを聞きまして、これは何かやりたいということで、「なんでもいいから、やらせてください」という形で入って、今に至るという感じです。
絹: 鶴山さんは、現在は「ふれあいの居場所推進プロジェクト」のプロジェクトリーダーをされています。
それと私が興味があるのは、時間通貨、「モモ」の作者、ミヒャエル・エンデさんの「エンデの遺言」の中にあった『地域通貨』、『時間通貨』の推進も担当されているということで、非常に興味深い方です。

それともうおひとり、お二方目のゲストのご紹介をさせていただきたいと思います。
NPO法人 東山やすらぎの会”そして“高齢者グループリビング研究会”の杉本理事長です。
杉: こんにちは、杉本です。
私が関わっていますのは、“NPO法人 東山やすらぎの会”と言います。
10年ほど前から地域の高齢者の方にお弁当をお配りして、会食活動を現在まで行ってきました。
2年前から、「グループリビング」という高齢者の一つの住まい方についての研究会を立ち上げまして、現在、東山にこの「グループリビング」を実現させたいと活動しています。
よろしくお願いします。

●「ふれあいの居場所普及サミットin京都」を開催します
絹: 鶴山さんと杉本さん、そして私で、いったいどんなトークセッションが相成りますやら、ご期待ください。
それではまず東京の鶴山さんに、今日のメインの議題であります「ふれあいの居場所普及サミットin京都」って、いったい何なんでしょう。
このあたりから紐解いていただけますか。

画像をクリックすれば大きなチラシになります
鶴: はい、わかりました。
私どもは「ふれあいの居場所推進プロジェクト」を担当しておりますけれども、それを広げるためのフォーラムを3月に京都で行いたいと思っております。
絹: では頂いている資料をまず僕が読みますので、足らないところを補足いただけますか。
鶴: はい、お願いします。
絹: リスナーの皆さん、3月13日の土曜日は空けておいてください。
13時30分から17時30分までの長丁場ですけど、会場は“みやこめっせ”岡崎です。
ワンコインで、すごいメンツのフォーラムに参加ができたり、色んな人に会えたり、音楽が聞けたりします。
第1部 鼎談「ふれあいの居場所の意義と効果」、第2部 交流会、それから第3部 パネルディスカッション、そして間に“さわやか福祉財団”の古い京都のサポーターであります奥様の琴の演奏なども入ってしまいます。
ざっと頂いた資料を読みました。
鶴山さん、補足をお願いします。


●会場全体が居場所になればいいなと思ってます
鶴: はい、そんな形で、半日、夕方までですけど、大勢の皆さんに『居場所』ということを通じて集まっていただいて、一緒に考えていただく時間をつくりたいと思います。
絹: いいですねえ。
鶴: フォーラムというと、ずっと聞いているというイメージがあるかと思いますが、今回は“みやこめっせ”のホール会場全体が居場所になるような雰囲気になったらいいなあと思っています。
絹: ということは、“ふれあいの居場所普及サミット”なんだから、ただのフォーラムと違うよと。
居心地がいいと思うよということですか?
鶴: そうですね。
テーブルを結婚式の会場のような形でセットしまして、皆さんばらばらに座っていただきながら・・・。
絹: 結婚式の会場と言いますと、スクール形式ではなしに、丸テーブルみたいに、いっぱいアイランドがあるわけですね。
鶴: ええ、そうなんです。
そこで出会った人たちとちょっとお茶を飲みながら、お菓子なんかも食べながら、お話を聞いた後におしゃべりをしていただいたり、そんな形でみんなに共感の輪が広がって行くといいなと思っています。
絹: なんかこの頃いっぱいできてる、まさに「まちの縁側」みたいな感じですね。
それで1部の鼎談、ゲストがすごいですねえ。
まずこのビッグネームを紹介していただけますか。

●鼎談のメンバーはとっても豪華です
鶴: はい、わかりました。
まず京都ではもうおなじみだと思いますが、京都で“ハルハウス”という居場所をやっていらっしゃる丹羽國子さんです。

平成19年3月7日放送分 街の縁側・クニハウス・ハルハウス」〜ハルハウスの「街の縁側」を越えた「街の学び舎」構想について〜 参照
絹: 丹羽國子先生は、私は実はおしかけ舎弟を自認しておりまして、すごい元気なおばあちゃんです。
元佛教大学の教授、もともと名古屋の方なんですが、日本で「まちの縁側」という言葉を、ひょっとしたら初めてに近いぐらいの時期に言いだされた方ではないかと、私はふんでいるんですが。
名古屋の千種区と京都の千本北大路の“ライトハウス”の近くと、二つもご自宅を開放されて、地道に縁側活動をやっておられる、すごいおばあちゃんです。
鶴: はい、そうです。
その丹羽先生がお一人目。
三者の鼎談になりますので、もうお一人は全国的になんですが、もともと新潟で活動をしてらっしゃいます“うちの実家”という常設型の「地域の茶の間」をやっておられる河田珪子さんです。
絹: 鶴山さんのご出身も新潟でしたね。
鶴: はい、そうです。
すぐ近くではないんですが、河田さんが「地域の茶の間」という活動を新潟県内を中心に広げられていますが、もう2000か所を超えていると言われている、その河田さんです。
三重ですとか滋賀県ですとか、関西方面でも「茶の間」を仕掛けに呼ばれて行っておられるような方です。
絹: この方、著書も出しておられますよね。
お会いしたいなぁと思う方です。
この方、「地域の茶の間」と“うちの実家”、これも古くからなさっているそうですね。
鶴: もともとは、もっともっと前に活動をしていらっしゃるんですが、色々高齢者支援から活動を始められて、「やはり究極は、近隣助け合い居場所だよね」ということで始められていますが、もう13年は経っていますでしょうか。
最初から見れば。
絹: すごいですねえ。
そして“さわやか福祉財団”の理事長さん。
鶴: もともと京都市出身の方ですので、大変このサミットにも熱い思いが伝わってくるなと思っていますが。
絹: 堀田力理事長さんは、確か現役の時は、検事総長とか検事正とかを務めておられたんではないですか。
鶴: はい、そうなんです。
ロッキード事件が有名でしょうか。
絹: でも今は“さわやか福祉財団”のトップで、京都に「ふれあいの居場所普及サミット」を持ってくるという、熱い事をおっしゃっているわけですね。
鶴: ええ、そうです。
色んなところで、それぞれ地域性がありますけど、私たちが「地域は京都かな?」と言った時に、にんまりと喜んでという感じはありましたでしょうか(笑)。
力が入っていると思います。
よろしくお願いします。
 
  
ふれあいの居場所普及サミットの鼎談
(さわやか福祉財団発行 さぁ言おう7月号より)

●ネットワークづくりにどんどん利用してください
絹: 今ざっと鶴山さんからご紹介いただいたように、第1部の鼎談は「ふれあいの居場所の意義と効果」というテーマで、河田珪子さんと丹羽國子さんと堀田力理事長という三者が絡まれます。
『これは非常に聞きでがある』と、私勝手に思っております。

それから2部の交流会、お茶を飲みながらということですが、きっとこういうところに来る人ですから、一癖も二癖もあるっていうか、既に色々なさっている、あるいはこれからやりたい、でもやり方がわからない、先達のことを教えてとか、何か助け合いで手を握れない?
みたいな人が来るんじゃないかと期待していますけど。
そういう人たちが来るといいですね。
 
  ふれあいの居場所普及サミットの交流会風景
(さわやか福祉財団発行 さぁ言おう7月号より)
鶴: ええ、そうですね。
わりとそうやっておしゃべりすることで、悩みとかがこの場で解決してしまったり、仲間が出来て活動が広がったりとか、そんな形になっていくんじゃないかなと思って期待しているところです。
絹: 単なるシンポじゃないよと。
ひょっとしたらネットワークづくりだとか、お悩み解決の場になっちゃうと。
すごいですねえ。

そして第3部です。
こちらのゲストについてはどうですか。

●パネルディスカッションは会場全体でやります!
鶴: 京都市内で居場所をやっていらっしゃる4名の方に御登壇いただきまして、それからアドバイザーと言いますかゲストコメンテーターみたいな形で、京都でも有名な方だと思いますが、宇津崎さんに入っていただいて・・・
京都でのシンポジウムになりますので、京都の色んな形を見ていただいて、これも会場全体とのパネルディスカッションという形にもっていきたいと思っています。
絹: はい、「ちんと、静かにおっちんして、聞いとりや」というんじゃなくて、「パネラーと会場のキャッチボールをガンガンやるぜ」ということですね。
宇津崎光代さん、元気なおばちゃんですね。
鶴: そうですねえ(笑)。
絹: そしてコーディネーターは中村順子さん。
NPO法人 CS(コミュニティ・サポートセンター)神戸”の理事長さんです。
直接は存じ上げないですが、あちこちでお名前を見かける、NPOの世界ではすごく活躍されている方ですよね。
鶴: この方は私どもの「さわやかインストラクター」という仲間の中でも、コーディネーター力はピカイチかなと思います。
絹: そしてパネリストの方、前東ふみ子さん、“エフ・エーさろん”。
この方は存じ上げないんですが。
鶴: この方だけは大阪で、商店街の空き店舗を利用して居場所を始められている方ですが、この方も大阪の「さわやかインストラクター」です。
絹: それから福島美枝子さん。
恒河沙コミニテ食堂”。
これは実践家です。福島美枝子さんはひきこもりの若い子たちと一緒にお野菜を作ったり、コミュニティ食堂で、独居老人の方にワンコインで「ご飯食べにおいで」と自分のおうちを何箇所か開放しているお寺の奥さんです。
それから小林敬子さん の“ハイ・どうぞ” 。
これも二条城の近所でコミュニティ食堂を開いておられます。

さらに増田隆子さんの“よっとーくりゃす”は、これも新興のまちの縁側のおばちゃんじゃないですか。
ぼくはあまりこの方は存じ上げてないです。
鶴: ハルハウス”の丹羽先生を見て、始めようということで、まだ始められて一年も経ってないという方らしいですね。
絹: そうですね。
縁側人、縁側主人、縁側おばちゃんたちは、こうやって次々後輩をつくりだすというような傾向が、どうもあるようです。

さて、今までお聞きになって、もう一方のゲストの杉本さん。何かコメントはありますか?

●目指しているところはいっしょ
杉: 地域のこういうコミュニティの中で、居場所づくりをやってらっしゃる方々、今、名前がずらずらっと出ましたけれども、私たちのNPOでも“地域サロン”と言っているんですが、これを是非つくっていきたいです。一つの目標にしています。
絹: ということは3月13日空けておいてくださいね。
杉: そうですね。
是非行きたいと思います。
鶴: あ、是非お願いいたします。
絹:
是非お知り合いの方もつれて大挙して。
なんでこんなことを言うかと申しますと、たぶん今日ダブルキャストで来ていただいたお二人は、僕は似てると思うんです。
「ふれあいの居場所」とか、「地域の茶の間」だとか、「まちの縁側」だとか、「グループリビング」だとか、ちょっとずつ言い方は違いますが、目指してはるところの通奏低音は、皆さんご一緒なんじゃないかなあという気がすごくします。
 
絹川も参加してまいりました
(さわやか福祉財団発行 さぁ言おう7月号より)
杉: そうですね。ほんとに。

●東山やすらぎ・ふれあい館でコンサートと講演の集いをやります
絹: こんどは「東山やすらぎの会グループリビング研究会」の、こちらもコンサート情報があるんです。
よろしくお願いします。
杉: こちらのサミットの一週間前になります。
3月7日、午後1時半から開演ですが、東山やすらぎ・ふれあい館で、コンサートと講演の集いを開催いたします。
1部のコンサートは、音楽のおもちゃ箱という京都のプロの音楽家グループです。普段あまりコンサートに出かけられない高齢者の方などに、良い音楽を聴く場を提供したいということで、ボランティア活動をなさっている方たちです。
これを40分ほどいたします。
ピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、ソプラノで、クラシックを中心に演奏させていただきます。
そのあと講演ですが、大阪市立大学准教授の三浦研先生がお話してくださいます。
講演の中身は「これからの高齢者の住まい」ということで、高齢者家族や一人暮らしの困難と不安、あるいは孤独をなくして、最期まで住み続けられる高齢者の住まいについて、広く考えていきたいと思います。

●グループリビング研究会
絹: 杉本さんたちのチームと言いますか、グループリビング研究会を私が注目したのは、前にお話ししたかもしれませんが、僕は自分の住宅をコーポラティブ住宅化するという実験を6年ほど前にやりました。
それはよくある今までのマンション、隣近所、上下左右知らんというのが気持ち悪かったからなんです。
僕のマンションに住んでいるのは40人弱の13家族ですけど、一応全部家族構成もわかっています。
だから「実家からみかん届いたし、分け分け」なんてのが、成り立つんです。
それは僕が建設屋ですから、そういう住まいというか共同住宅をつくるべきだと思って、そういう事例を追いかけていたら・・・。
それよりもさらに進んでいたのが、この「東山グループリビング研究会」の方々だったわけです。
コレクティブですか、グループリビングですか?
杉: グループリビングですね。比較的元気な高齢者の共同の住まいです。
プラーバシーが守られた個室とリビングルームや食堂を共有して、ゆるやかな助け合いをしながら暮らす新しい住まい方です。
グループリビングと言う言葉を全国的に広めたのは、神奈川の“COCO湘南”で、ご存じの方もいらっしゃるかと思うのですが・・・。
鶴: ええ、ええ!
絹: 有名です!
杉: 代表は西條さんという方ですが、COCO湘南のグループリビングに見学に行ったり、全国的にもかなり広がっていっていますので、あちこち見学に行ったりして「これだ!」と思ったんです。
絹: しかし「これだ!」と思っても、なかなか実際にプロデュースしてつくりだすには、いくつかハードルがあるようで、土地もいるし、お金もいるし、そしてリーダーと言いますか、コーディネート力のあるプロデューサーがいりますしね。
そういうところになろうと目指されているのが、杉本さんたちの“グループリビング研究会”です。
で、“グループリビング研究会”って、すごく地道ですよね。
毎月勉強会をずっと続けておられるのは、いつ頃からですか。
杉: ちょうど2年になりますね。
メンバーは大学の研究者、それから一級建築士が2人入っています。
あとは税理士さんだとか、お料理の研究の方とか、一般の主婦、ケアマネ、看護師などがメンバーに入っています。
絹: こういう人たちが当たり前に東山区にはおられると。
不思議な話ですねえ。
杉: そうですねえ。
これまでのボランティア活動のなかで、お知り合いになった方や、このグループリビングのことを聞きつけて、「是非入らせてほしい」と来られた方もいます。

●その輪が広がれば・・・
絹: 鶴山さん、僕はこういう方たちの活動がもっと知られて、「あ、実は自分たちも同じ思いでいるの」とか、「うちのおふくろの実家、空いているんやけど、今は倉庫になってるねん。料理してくれへん」とか「わからないけど、空間はあるぜ」とか、そういう人がいつも月に一度集まって相談してる。
何か知らないけど、さわやかの居場所のプロジェクトの関係の方が「それも居場所になるよね。グループリビングをやるなら居場所もちゃんと空間として用意してね」みたいな話をしてるだとか、ひょっとしたらその同じラウンドテーブルに行政の住宅政策の関係者だとか、区役所の人が出てきて、「それやったらこういう法律のここを勉強して、情報としてやったほうがいいですよ」とか、アドバイザーとして座っていたりだとか、何かそんな夢が、映像がわいてきているんですが、いかがでしょうか。
鶴: そうですね。
私も今、杉本さんのお話をうかがって、すごく根っこに繋がるものはあるなあと思いましたね。
で、居場所もそうなんですけど、結構地味なんですね。
そこもすごく一緒だなと思いながら、うかがっていました。
絹: だけどね、地味なことをやっている、こういう私の目から見た「すごい人たち」のことを、もっとスポットライトをと言いますか、「わあ、あんたはすごい」ということをいう人が一杯いてほしいと思います。

●誰かと繋がりたいと思うのは本能だから
鶴: そうですね。
で、地味なんですけど、人間の本能みたいなところに、くっついている考え方だったりしますので、ちょっと気がつけば参加できるというか、共感が生まれるというか、そういう活動でもあると思うんです。
やっぱり人間は誰かと繋がりたいし、最期まで孤独なく、幸せに暮らしていくとおっしゃっていたと思いますが、それってやっぱり誰かと触れ合う、繋がるということだと思いますので。
絹: そうですね。
お二人に伺いたいんですが、僕はここしばらくの日本の、何十年、父の世代、おじいちゃんの世代からかな、ある時期から、今繋がるとおっしゃいましたが、注意深くその繋がりをハサミでチョッキンチョッキンしてきて、その分を他のエネルギーに投入して、「ジャパンアズナンバーワン」とか言われて、いい気になっていた時期とかあるんですが、だんだんその切りすぎたチョッキンチョッキンをもう一回繋ぎ直さなあかんという・・・
特に女性のサイドからの気づきというのが、あちらでもこちらでも色んな言葉で語られ始めたと思うんですが、いかがですか。
鶴: おっしゃる通りだと思いますね。
とてもその辺は感じますね。
絹: いみじくも今日のゲストもお二人、女性でしょ?
あんまり男性はそんなこと言わんのですよ。
鶴: いや、私どもの理事長はそれを強く言っております。男性ではありますけど(笑)。
でもそういった事に気付いた人たちが、活発に動き出して浮き出ているというところがあると思いますね。
絹: 僕は地元の建設屋です。
新しい政権に代わって、「コンクリートから人へ」とか言われて、「公共工事とかもう駄目だ」とかって、変な言い方ですけど、いじめられていると言いますか、「冷や飯を食いなさい」と「50〜60万社もいるのは多すぎる、20万社に減らしなさい」ときつい事言われているんですよ。
だけど、鶴山さんとか杉本代表がおっしゃっている、そういう公共工事じゃないけれど、新しい公共的なお仕事、やらなければならない仕事というのは、山ほどありますよね。
鶴: そうですよね。

●小さなグループリビングをネットワークで支える
絹: だって、東山区に空き家が・・・。
杉: ええ、2割。
絹: 12000軒以上と聞いたことがあります。
杉: そうですねえ。
京都全体がそうなんですが、古い家屋が多いですね。
東山区などは土地があまりなくて、小さなおうちが路地の中にたくさんあるというような状況ですね。
そういうなかで、一人暮らしだとか高齢者のみの所帯の方がいらして、周りが空き家が多いと。
この空き家をなんとか活用したり、お一人だけでどうしたらいいかわからないというおうちを、小さなグループリビングみたいなものにして、それをつなげてネットワークで支え、NPOが支えていくというような夢も持っているんです。
鶴: すばらしいですねえ。
さわやか福祉財団”と本当に目指すところが通じるなと思います。

●もう一度、イベントの告知です
絹: 今日はそのジョイントとセッションが組めてよかったです。
ありがとうございます。

まとめに入る前に、もう一回大事な情報を告知させてください。
まず3月7日、日曜日、午後1時30分開演の東山グループリビング研究会がタッチされていますコンサートと講演会、「これからの高齢者の住まいー住みなれた地域で最期まで安心して暮らし続けられるために」、東山やすらぎ・ふれあい館であります。
場所は五条通と東大路通の交点を斜め北西に上がったところです。
清水寺とかいっぱいあるところです。

それから「ふれあいの居場所普及サミットin京都」
3月13日、土曜日、13時30分、会場は“みやこめっせ”。
これもお得です。ワンコインこちらは要りますけれども。
3月7日の方は無料です。

この番組は、心を建てる公成建設の協力と、京都府地域力再生プロジェクト、そして京都市景観・まちづくりセンターの応援でお送りいたしました。
皆さん、3月7日、3月13日、是非お会いしたいですね。
じゃあ、東京と京都のゲストのお二方、ありがとうございました。
鶴: ありがとうございました。
杉: ありがとうございました。
絹: 鶴山さん、またね。
鶴: はい、ありがとうございます。失礼します。
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