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放送日 平成20年 6月4日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: 身近にある隠れたエネルギー」
テーマ: 京都府南丹広域振興局の京都府小水力発電研究チームから辻技師をお招きし、小水力発電の取り組みについてお話しをしていただきました。
出演者:
辻:辻 大地技師 京都府南丹広域振興局 農林商工部農林整備室 農村整備担当
                (小水力発電研究チーム)
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)
ちょびっと
 
 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
絹: “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
************************************************************************
絹: 皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくり人の紹介や、その活動の最前線をご紹介しております。
本日のゲストは、京都府南丹広域振興局の農林商工部農林整備室におられます、技師の辻大地さんをお招きいたしました。
辻さんよろしくお願いいたします。
辻: こちらこそよろしくお願いいたします。

●出会いは「たんぽぽの会」でした
絹: 年若い技師の方です。
さて、本日のテーマでございますが『身近にある隠れたエネルギー、小水力発電〜ごく小さな水の力』と題してお送りしたいと思います。
まず辻さんのご紹介ですが、私が辻さんと出会ったのは、たぶん京都府庁の旧本館、正庁という古い明治期の建物の一角で、京都府の職員の自主的な勉強会があるんですね。
「たんぽぽの会」でしたか。
辻: そうですね。「たんぽぽの会」。
私も初めてそのとき呼んでいただいたんですけれども。
絹: 「たんぽぽの会」のたんぽぽというのは、世話人の方に聞きますと、綿毛と言いますか、種がふわふわと飛んで色んなところへ行って芽が出ると。
そういう一粒の種になるような勉強会を続けたいねという、そういう意味があるそうですね。
辻: あ、そうですか。実は初めて聞きました。いいですねえ。
絹: で、辻さんがそこで講師をなさった。お当番だったそうですね。
辻: そうです、恐れながら(笑)。
絹: そのときのテーマが『小水力発電』だった。
僕はその小水力発電、あるいはマイクロ水力発電というテーマにすごく興味があって、勉強したかったんですが、どうしたらいいかわからなかった。
ところが、そのときに辻さんと言う京都府の小水力発電チームの一員の方がおられた・・・それがすごくうれしくて、色々教えて頂き始めたというのが、そもそもの出会いであります。
さて、ここで辻さんにお願いして、お話しを始めます。
それでは辻さんの思いからスタートいたします。それじゃ、辻さんよろしくお願いします。

●小水力発電、そもそものきっかけ
辻: 私は『たんぽぽの会』という京都府の職員の有志の会で、絹川さんに初めてお会いさせていただきました。
そのときにも話をさせていただいたんですが、私は一昨年くらいまで、京都府でも北の方に勤めておりまして、毎日田んぼの中を車で走ってという仕事をしてたんですが・・・
絹: 北のほうって、どのあたりですか?
辻: 舞鶴だとか丹後だとか、そちらのほうに5年くらい勤めていたんです。
たくさん水路があって、川があって、緑豊かな場所なんですが、そんななか、水が流れているというのは、もしかしてエネルギーなんじゃないかなと、ふと思ったんです。
昔は水車があって、それで水を上げたり、田んぼに水を引いたり、お米を挽いたり、蕎麦を挽いたり使っていたんですけれども、今はそんなものがほとんどなくなってしまいました・・・
絹: そうですね。水車って、見かけなくなりましたし、僕が覚えている水車の一番の記憶って、小学生か中学生のときに、府立の植物園の中に水車があったなと覚えているくらい。
もうないですかねえ。
辻: いやぁ、ありましたかね。私は見たことがないですが。
絹: 記憶違いかもしれませんが、それほど近くに水車を見かけることって、少なくなりましたよね。
辻: でもまあ、そんな中で、今でも残っている水車を見て、「あ、水車って、エネルギーをうまく使う機械だよね」ということにフッと気づいたんです。
そこで、ちょっと若いメンバーを集めまして、「ちょっとみんなで、これ、考えてみいひんか」と言い出したのが、そもそものきっかけなんです。
絹: それが小水力発電チームの始まりですか。何年くらい前ですか。
辻: 2〜3年くらい前ですね。2005〜6年のそのくらいですね。
絹: 何人くらいで?
辻: そのときは4人とか5人とか、そのくらいでやっていたんですけれども、去年は10人近くのメンバーで一年間ちょっと頑張って調べてみよかということで・・・
絹: そうですね。その調べあげられたデータ、見せていただきましたよね。
結構分厚いんですよ。2センチ半くらいありましたね。
辻: あぁ、それくらいあったかもしれませんね。
絹: やはり行政マンですから、法律的な裏づけのところなども調べておられましたね。
それからマシンとか、現在手に入る発電タービンの性質とか、重量がどの程度要るのかなど、そういうデータが詳細に調べてありましたね。
辻: あぁ、よく見ていただいて、ありがとうございます。


●庁内ベンチャーとしての立ち上げ
絹: さて、そこで小水力発電研究チームが2005年あたりにできて、どのように動き始めたのですか。
辻: 去年一年間は勉強したんですが、農村では色んな人たちが自分で発電機を作ったりしているんですね。
絹: セルフメイドですか?
辻: そうですね。
ハンドメイドで水車をつくって、それに発電機を取り付けて発電をしてやろうという方が結構いらっしゃるということがわかりました。
で、そういう内容をまとめまして、もっと可能性があるんじゃないか、やっていったらいいんじゃないかと、機会をいただくような形で、京都府の山田知事のほうへ「やらせてください」ということを申し上げたわけです。
絹: 提案したわけですね。所謂、庁内ベンチャーというやつですか。
辻: そういう名前がついているんですが、一応そういう格好で「やらせてください」というようなことを申し上げてみたところ、「じゃあ、やってみなさい」と、了解をいただけまして、今年はちょっと頑張ってモノをつくってみようかなと思っているんですけど。
絹: じゃあ、庁内ベンチャーで「こういうことやりたい」と言ったら、知事が「じゃあ、やってみ」という形になったわけですね。
辻: 簡単に言うとそういうことです。
絹: そういうことで事業が立ち上がりそうですね?
辻: はい、今年事業が立ち上がるということで、農村に限ってなんですが、村興しもかねて、一つやってみたらどうかと言われておりますので、ちょっとどこかでやってみたいなと考えているところです。
絹: 場所を探してはるわけですね。
辻: そうですね。ちょっと場所はまだ決まってないんですが、どこかいい所、なんとか見つけてやってみたいなと思っています。

●実証フィールドを募集しています
絹: 本当はアクセス告知はあとのほうで言うつもりだったんですが、今、話のついでに言ってしまいますね。
辻: そうですね。お願いします。
絹: リスナーの皆さんにお伝えしたいことがあります。
京都府の若き技術者集団が小水力発電の研究、あるいはもう実証の段階に入ろうとされています。
それで、農村に限るということでありますが、どこか小水力発電の実証的な立ち上げをやってみたいということで、ついては協力してくださる方を探しておられます。
「うちの辺りに適当な農業用水路とか小川があるよ」といった情報を求めています、というところですかね?
辻: はい、そうなんです。
場所は私たちが調べただけではちょっと足りないなと思っておりまして、「こんなことを昔からやってたで」という方もたくさんいらっしゃると思うんです。
私たちが事業になったということで、新聞等に取り上げていただいたこともあり、いくつかは「こんなことやってたよ」というような方にお会いできたり、場所が見つかったりとかいったこともあるのですが、もっともっとたくさんの可能性を見つけていきたいなということもありますし、「同じことを思ってたんや」ということを、もし思ってられる方がいらっしゃったら、私たちの力になっていただければということを思っておりますので、なんとかよろしくお願いします。
絹: 辻技師の思いを代弁いたしますと、もちろん専門家として京都府の色んな情報を集めてられますが、京都府といっても広いので、上から衛星で覗けばわかるというようなものではないですよね。
農村の津々浦々までご存知なのは、やはりそこにお住まいの方、ご近所の方だから、もし小水力発電にご興味のある方は是非、南丹広域振興局の辻大地技師のところまで、あるいは京都府の小水力発電チームはどこだと言って、ご連絡いただけたらすごく助かるということです。
そして今もう簡単に小水力発電と言っちゃいましたが、ひょっとしたら小水力発電あるいはマイクロ水力発電をご存知ない方もおられるかもしれませんよね。
今、辻さんがおっしゃった小水力発電、あるいは水車だとか水だとか、身近にある隠れたエネルギーとは具体的にどんなものか、少し補強していただけますか。

●小水力発電とは
辻: はい、小水力発電と冒頭から申しておりましたが、「なんのこっちゃ?」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
どんなことなのかといいますと、仕組みはすごく簡単なことでして、水は川を流れます。小川を流れます。水路を流れます。
その水の流れに水車をつけてやると、水車が回ります。
水車が回るとそれに発電機をくっつけてやると、電気が起こります。
それは電気としてエネルギーを取り出すことだよね、というすごく簡単な思いなんですけれども。
絹: 発電機って、昔の自転車にダイナモってついていて、ライトがピカッと光った、ああいうものを水の力で回せばいいじゃないっていうことですね。
辻: そうですね。自転車の車輪に羽かなんかをつけてやって、チャポンとつけて発電するのだったら、それでもいいじゃないという簡単な考え方で私たちは勉強を始めたんですが、それが大きく言うと小水力発電なのかなというふうに思っていますし、もっと本格的な発電機を使って、水車を使ってというものももちろんありますし・・・

●水の量と発電量
絹: その小水力発電といいますか、電気をつくるということですけれども、いったいどれくらいの水の力といいますか、水の量がいるのでしょうか。
辻: そうですね。
例えばお風呂の浴槽3杯分くらいで、だいたい1立米(りゅうべ=立方メートル)くらいになるんですが、一秒間にそれくらいの水をドバっと1メートルの落差で落とし続けてやると、だいたい普通のご家庭10数軒分くらいの電気を一年間まかなうことができますよ、というようなものです。
絹: 今ちょっと気がついたのですが、浴槽3杯分、1立米の水を1メートルの落差って、結構な量ですね。
辻: はい、結構な量なんですよ。
ちょっとこれは川とか、そういうところじゃないと、難しいかなと思いまして・・・
絹: 1立米の水を1秒間に1メートルどさっと来るというと、例えば小川とか川とか頭の中に映像を思い浮かべるとしたら、どのくらいの川を思い浮かべればいいんでしょうね。
辻: そうですね。小川ということになるとちょっと・・・
農業用水路でも、ちょっと大き目のゲートとか水門がついているような水路ならば十分なんですが。
絹: 幅1メートルとか2メートルの水路ならば?
辻: それぐらいの水路ならば、それぐらいの量はあると思ったらいいのかなと思いますけれども。
なかなかそれだけ大きな水路が1メートルも落ちているところがあるのかと言えば難しいのかなと思います。
一般家庭10数軒分の電気を起こすとなると、ちょっとした発電ですから。
それでももうちょっと小さいものでしたら、例えば直径30センチ、高さ30センチくらいの一般家庭にある普通のバケツ、いわゆる雑巾バケツ一杯を、今度は10メートル(ビルの3階〜4階)の高さから滝のように一年間落としてやると、家2軒分くらいにはなるのかなという感覚のものですね。
絹: ほう、1秒にバケツですから13リットルくらいが、10メートルの落差でエネルギーを持って、これがずっと流れていれば、2家族が生活できるというわけですね。
辻: なんとか生活できるかなと。
絹: これは滝ですよね。
辻: これは滝のパターンですね。これくらいの水の量ならば探せばあるかなという気はするんです。


●小規模な小水力発電も募集しています
絹: こういう数字と言いますか、イメージを持てるということは、逆に見ると、今手に入る既存のタービンといいますか、発電機の能力がこういうことだということを意味しているのかもしれませんね。
辻: ああ、そうですね・・・
絹: 僕は実はマイクロ水力発電というから、本当に少ない水で、小川がさらさら流れているところに、小さい水車が牧歌的にくるくる回っていて、これでも電気は起こるだろうからと思っていたんですが、今のところは多めの水がいるんだなということを、教えていただいて思いました。
辻: そうですね。私たちが色々まわりまして、地域のおじいさんとかがご自分がされているのは、こんな大きさではなくて、ハンドメイドですから、それこそ小川さらさらのところに、木製の水車をつけて、それでまわして、例えば車のバッテリーが充電できるとか、一つライトがつくとか、それぐらいのことをやられているんですね。
で、私たちがこれからやっていこうというのも、まずはそこからやっていかないとできないなあと思っているので、私たちが探しているのは、そんな大きなところではなく、もうちょっと小さいところで・・・。
絹: それで、そういうハンドメイドとかホームメイドタービンでできるようなところも、これから丁寧に拾っていかれるおつもりなんですね?
辻: はい、そうです。
絹: ということは、そういう発電機もあるよと。
辻: まあ、あるよというか、無理やり作ってといいますか、車のエンジンを引っこ抜いて使ったりされているのが多いかと思いますけど。
絹: これは思いつきなんですが、今さっきアクセス告知という形で「京都府の小水力発電チームに実証フィールドを提供してくれる人、ご連絡くださいね」みたいなことを言いましたけど、自分たちが本当に極小マイクロホームメイド発電をやっているよというような人たちがたくさん集って来られて、何かコンテストみたいな・・・
辻: ああ、いいですね!
絹: あるいはデータベースみたいな、「こんなにやっているよ」みたいなことが、辻さんのところに集ると楽しいですね。
辻: 楽しいですね。私たちもわくわくしてきます。
そんなことがもしできればと思いますので、ぜひたくさんの皆さんのお力添えをお願いします。
絹: それで小水力発電をやっている人たちが集って『京都府小水力発電おやじサミット』みたいな(笑)。
辻: いいですねえ、その名前(笑)。
絹: 「今年のミニマイクロ水力発電アワード(Award)は舞鶴のだれだれさんです!」なんていうイベントが府庁であったりすると楽しいかもしれません(笑)。
それと、そもそも辻さんが小水力の実証実験を、今年一つどこかでつくりたいというのは、もともと農村整備担当でいらっしゃるから、村おこしといいますか、農村コミュニティを元気にするというお気持ちがどこかにあったんですよね。
小水力発電、あるいは電気を生み出すことで、どういう農村といいますか、あるいは京都府の姿を夢見ておられるんですか?

●夢物語でも、やってみたい・・・
辻: ある地域の山の中の限界集落といわれるような所の方が「この村は水は多い、人は少ない。この水の力をうまく使えば、電気を引っ張ってこなくても、皆オール電化の家に住めるよ」というようなことをおっしゃったんですよ。
「ああ、すごいことじゃないか」と私はそのとき思ったんです。もちろんお金はいるんですが、電気を引っ張ってこなくても、家に灯りがともって、エアコンもついてと。そんな村がもしできたらすごいことだなと思っておりまして、夢物語に近いかもしれませんが、そんな所ができるように、少しずつでも近づけていければいいなと、個人的にですけれども思っております。
絹: 実際に、庁内ベンチャーという形で「やってみたいんだけれども」と言えば、知事は「やったら」と言うわけでしょ。だから法螺は吹いたもん勝ちというところ、ありますよね。
辻: そうですね(笑)。
絹: 私は企業人ですから、地元の会社の前社長さんで亡くなった人ですけれども、その人の遺された言葉に、「できない、無理だ、は出発点」というものがあって、忘れられないんです。
ユーシン精機というロボットをつくっておられる会社をおこされた小谷進さんという方の言葉なんです。
「無理やと言っていたらなんでも無理だ。こんなことがやりたいと言っているうちに、いろんな解決策が生まれるんだ」という意味だと思います。きっと何かできそうな気がします。
それと身近にある隠れたエネルギーは水だけではない、というお考えを辻さんはお持ちなんですよね。その辺のところを語っていただけますか。あるいはもっと本当に色んなエネルギーを拾い集めればいいんじゃない?みたいな話をしてくださいましたよね。

●水だけではなく、空気も太陽の光も振動も・・・
辻: 水よりもはるかに皆さんご存知かもしれませんが、空気の流れ、風だってエネルギーですし、もちろん太陽の光もエネルギーですし。
絹: さっき、振動っておっしゃってましたよね。
辻: そうですね。振動もエネルギーです。
道路もビルも揺れますので、そんな揺れの力ですら、エネルギーに理論的には変えられるわけです。
絹: 振動素子とか発電素子というんでしょうか、元の道路公団の関係の方が若い研究者と一緒に、どこか橋がカタカタ揺れるところに発電素子を組み込まれてライトアップしようとされているというニュースを最近聞いたことがあります。
僕は小水力発電のような庁内ベンチャーが色んなところで動き出すと面白いんじゃないかと思うんですよ、振動発電チームとか(笑)
辻: いや、それはすごいですよね。それがもし実現すれば、そんなすごいことはないなあ!
絹: さっき教えていただいた水の力、ひょっとしたら空気の力よりも風の力よりも水って密度が高いですから、潜在能力って高いはずですよね。
辻: そうですね。水は場所を選ぶんですけれども、その分だけたくさんのエネルギーを・・・
絹: さっきも言った、高速道路の高架橋ってあるじゃないですか。あの道って雨受けですよね。
雨が降ったあと、そこの水は下へ流れていくわけですから、その縦樋の中に小さなプロペラがあって、ばかみたいにエネルギーをどんどん生み出している姿って、ちょっと夢想してしまいました。
辻: いいですねえ。それこそバケツ一杯の水が落差10メートルの世界ですからね。

●小水力発電に関する情報をお待ちしています!
絹: さあ、皆様、今日のお話は如何でしたでしょうか。
小水力発電チーム、京都府の若き技術者たちがこのような問題意識を持たれて、実証フィールドを探しておられます。
おそらく20年度、京都府のどこかにそういう実験的な試みが産声をあげるはずです。
是非皆様にもご注目いただきたいですし、それから「おじいさんの代からわが町、わが村ではこんなことをしているよ」といった情報を(すみません、この電波は京都市の中心部しか届かないんですが、インターネット放送もしておりますので)ご存知の方は、京都府の南丹広域振興局、辻 大地技師のもと、あるいは小水力発電で検索したら京都府のページに引っかかりますかね?
辻: あぁ、京都府のページには残念ながらまだ引っかからないかもしれないですね。
絹: あるいはこのラジオカフェにアクセスしていただいても結構ですし、まちづくりチョビット推進室にアクセスしていただいてもお伝えすることはできると思います。
実は僕は雨水にすごく興味がありまして、屋上に降った雨、天井に降った雨、屋根に降った雨が、ただ下水に送られるのではなく、それまでに何とかエネルギーに使いたいなとずっと思っているので、これからも辻さんたち小水力発電チームの動きをウォッチしていきたいなと思います。
さて、この番組ではこれからも元気なまちづくり人の紹介や地元京都のまちづくりの最前線の情報等をお送りしていく予定です。
辻さん、本当に今日はありがとうございました。本当に面白い京都府をつくってくださいね。
辻: はい。ありがとうございました。
絹: この番組は心を建てる公成建設の協力でお送りいたしました。それでは皆様、またお耳にかかることを楽しみにしております。
京都府南丹広域振興局の辻 大地さんでした。ありがとうございました。
辻: ありがとうございました。
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