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放送日 平成20年 3月5日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: 「舞鶴の古い府営住宅に、向こう三軒両隣の心を取り戻そうと、地域力再生を目指して立ち上げられた舞鶴朝来(あせく)の人々」
テーマ: 舞鶴市 朝来(あせく)ふれあい向う三軒両隣 代表 四方 筆樹(しかたふでき)氏をゲストに、築後32年の舞鶴府営住宅のボランティア活動から、行政への働きかけや地域の再生について語っていただきました。
出演者:
四:四方 筆樹氏 舞鶴市 朝来(あせく)ふれあい向う三軒両隣代表
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)
ちょびっと

 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
絹: “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
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絹: 皆様こんにちは。
まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくり人の紹介や、その最前線をご紹介しております。

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絹: 本日のテーマは、「舞鶴の古い府営住宅に、向こう三軒両隣の心を取り戻そうと、地域力再生を目指して立ち上げられた舞鶴朝来(あせく)の人々」と題してお送りいたします。
そして本日のゲストは『舞鶴市朝来(あせく)ふれあう向こう三軒両隣』の代表、あるいは世話人をされています四方筆樹(しかたふでき)さんでいらっしゃいます。
四方さんよろしくお願いいたします。

●舞鶴の府営住宅から
四: こんにちは。よろしくお願いいたします。
舞鶴からお話しをさせていただきます。
絹: 実は、ゲストの方に電話で登場いただくのは初めてなんです。
ちょっと距離感があってやりにくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
四: 実は私は、若いとき、二条城の横の中学校で、高校は堀川電車が通っていた堀川高校でした。
ですから堀電の踏切を渡って、通った頃から15年間ほど京都におりましたので、懐かしい思いがいたします。
絹: では短い時間ではありますが、よろしくお願いします。
四方さん、まず舞鶴の『朝来(あせく)ふれあう向こう三軒両隣』の活動について、どんな人たちがお集まりなのか、教えていただけますか。
四: ご紹介いただきましたように、朝来というのは朝が来ると書いて「あせく」と申します。
長い名前ですけれども、『朝来(あせく)ふれあい向こう三軒両隣』と。
絹: あ、すみません。『ふれあう』と言ってしまいました。
四: いえいえ(笑)。
いわゆる昔のしょうゆの貸し借りのような、あたたかい気持ちが最近なくなってきつつあります。
我々の住宅も築後32年経っております。それだけに・・・。
絹: 四方さんたちは、舞鶴の朝来の府営住宅にお住まいなんですね。
それが築後32年ということで、かなり古いですね。
四: かなり古いです。32年前の建築で、駐車場は一台もありません。
(戸数190。入居世帯140。残り50戸は古いため入居出来ない空室です。)
山の谷あいの小さな地区なんですが、そこの府営住宅で我々は住まわせてもらってます。

●府営住宅の現状
絹: そこの古い府営住宅にお住まいになっているんですが、その中でいろんな困りごとを体験されたと、こないだおっしゃってましたね。
四: そうなんです。
本来なら地域というものは、自治会が中心となって、子どもからお年寄りまであたたかい心を持って、見守っていく、あるいは色々な問題を片付けたり、相談しながらやっていくというのが本来の目的なんです。
ところがその自治会が、時代の流れもあって、特に私たちのところは入る人、出て行く人、色々あるにしても、現在137所帯が住ませていただいているのですが、この中でも弱者と言われる寝たきり、独居、高齢、生活保護、母子家庭、障害者といった人たちの所帯が6割から7割を占めています。
つまり137所帯のうちの75所帯くらいが、所謂弱者と言われる所帯であって、特にこういった地域は見守りというか、支えていく地域の力が一番必要なんです。
公営住宅なので家賃が安いということもあって、毎年二所帯、三所帯と、弱者と言われる世帯が増えた結果、こういう比率になってしまったという形です。
絹: 公営住宅ですから、一定の所得制限がありますし、家賃がお安いと。
それで築後32年経っていますけれども、やはり長いこと住んでおられる方が多いんですね。










四: やはり多いですね。
最近入ってこられるのも、そういった母子家庭であるとか、障害者と一人暮らしの高齢者の方が多いんです。
行政の方が来られて、「地域の皆さん方のご理解とご協力を得て・・・」と枕詞のようにおっしゃるんですが、私はそれはおかしいと思うんです。
地域で一人の障害者を支えていくのに、どうしても五人なり六人は必要だと思うんです。
家賃が安いから、公営住宅だからということで、行政が入居を許可されるというのは、当然のことだというのはわかるんです。
ただ、弱者を入居してもらう前に地域でその人たちを支えていく人材と環境がまず必要だ、ということを私は三年前から色んな形で行政に要請はしてきていたんですが、なかなか聞いていただけない。
絹: 四方さんはかなり行政に色々働きかけてこられたけれども、なかなか色よい反応と言いますか、助けてくれとおっしゃった時に、あたたかい、当を得た反応がなかなかなかったとおっしゃっていましたね。
どんな事にお困りになっていたんですか?
四: 障害者のグループホームというのが出来るんですが、ただ単に府営住宅の空家を使って五人入居されると・・・。
絹: 府営住宅の空いているところをグループホームに改装されたんですね。
それはなかなかのアイデアだと思うんですが、それにも問題があったんですね。
四: 行政から言えば確かに安く上ることは間違いないんです。
ところがこれを地域で支えていくについて、やはりそれなりに支えるだけの地域の人材がいると思うんです。
一時の、一年や半年のことであればそれでいいんですが、障害者の方が仮に今60歳とすれば、あと20年25年をどういうふうに過ごしていかれるかということは、やはり地域が支えていくところは大きいと思います。
理解と支援というものが無く、ただ施設に任せておけ、ということでは、日々支えるのは24時間の内大半(福祉施設が担うのは8時間であり、残りの16時間は地域が担わなければいけない)が地域であって、地域が支えていかなければ弱者の方々が安心して住めないということがあると思うんですが。
絹: なるほど。グループホームを一つの例として挙げていただきました。
古い府営住宅の中に五人の方が入ってこられてグループホームというのは、なかなか良い試みなんですけど、実はご近所さんとのお付き合いだとか、やはり障害のある方がお入りになったら心配されますよね。
その辺のことを周りで支えようというお気持ちがあるから、行政に対して敢えて苦言を呈せられたということですね。
四: そうです。
それは一例ですけれども、高齢者にしても母子家庭にしても、それなりに地域の理解と支援が必要なんです。
我々おじいちゃん、おばあちゃんが母子家庭の子どもを支えるくらいの気持ちを持っていかなければ、なかなか仕事をしながら子育てをするということにも問題があるということもあります。
高齢者にしても寝たきりであれば声かけがいると。
そういったことは、なんと言っても地域の人が気配り目配りが必要であるということを考えまして・・・
これを支えるのは自治会ですけれども・・・。

●自治会崩壊の危機
絹: その自治会に問題があったとおっしゃってましたね。
どの辺が自治会の抱える問題だったんですか。
四: 137所帯のうち、約40軒が自治会をやめるという状態です。
残りは90軒なんですが、自治会の会長を決めるのにもなかなか決まらない。
絹: なんで辞めると言わはるんですかね。
四: 会費は嫌ではないんです。三役、組長をやるのが、かなんということです。これが一番なんです。
三役というのは、会長・副会長・会計ですね。それから組長さんは会費の集金とか書類の配布とか月一回の例会にお金を納めて会計に渡すという、所謂町内の組織活動が嫌だと。それがまず一つ。
あとは前の溝掃除が嫌、公園の草刈りが嫌、そして最後に出てくるのが会費が嫌と。
もろもろ理由はあって、地域活動に参加するのが嫌やから辞めると、こういう形で出てきたわけです。
絹: さて、自治会崩壊の危機ということで、四方さんたちが「なんとかせないかん」と立ち上がられます。
その辺についてまたお願いします。
四: このまま放置すれば壊れてしまう。何とかせなあかんと、府、市、色々相談もしました。
行政の言われることは、
「朝来西町府営住宅さんは、非常に良識のある大人の方ばかりが住んでおられますので、地域の問題はどうぞそちらの方へお返しします。そちらのほうで相談してください」と。
絹: 「あんたたちでやってください」と言うことですね。
四: 早く言えば一言そういうことです。
それならばどうするのかということになれば、良い方法は我々が立ち上がって変えていくしかないということで、そこで元もとの名前にあるように「ふれあい」という言葉が出てきたんですけれども。

●『朝来(あせく)ふれあい向こう三軒両隣』発足
絹: そこで『朝来ふれあい向こう三軒両隣』というチームが、四方代表のもとに発足した。
はじめは何人でいらっしゃったんですが。
四: 当初は12名ほど、しかし本当に核は5名ほどです。
やはりボランティアというのは強制できるものではなく、ただひたすらお願いしようとする方に、誠意を持って、あなたの力を貸して欲しいと。この地域が壊れると。
これはもう皆さん地域に住んでおられれば実情は理解できるわけで、これを放っておけば地域が壊れてしまう。
あなたの力を貸して欲しいと、ただこの一言の繰り返しで私は町内の方を説得しました。
それで集ったのが5名でした。
絹: この間、舞鶴にお伺いしたときに、教えていただいたんですが、「自治会の役をするのが嫌やったら自分らボランティアチームが、向こう三軒両隣が代わってやるから」と言って廻らはったそうですね。
四: そうです。
自治会以外の方を元の自治会に戻ってもらうにはどうしたらいいのかと、色々方法はあるんですが、「嫌がられることを私たちが代わってやります。だから戻ってください」とお願いしたわけです。
但しこのことは、自治会は全員参加が目的なので、決してよいこととは思っていません。一応3年間と思っています。
絹: 皆さんが嫌がられることで、実際なさったことはどんなことですか。
四: まず大型ゴミの分別ですね。
絹: あっ、おっしゃってましたね。
川筋だとか公園とかにひどいのは放置自動車、大きな電気製品など、無茶苦茶やったとおっしゃってましたね。
四: 放置車輌だけで18台、駐車場がないんですよ。
絹: ええっ、車が18台!
四: それが仮に警察に撤去してくれ、行政に撤去してくれとお願いすれば、ナンバーがどうの、所有権がどうのという問題が出てきますね。
そうするといつまでたっても動かない。
絹: それ、結局18台片付けはったんですよね。
どうやってやっつけはったんですか?






四: 結局、順次説得して、どけてくれと。きれいにしてくれと。
これも口だけじゃダメなんです。我々が公園の掃除をし、草を刈り、ゴミを片付けながら、「我々も気張っているんで、なんとかそれをどけてほしい」と説得したわけですが、なかなか簡単にいく話ではなかったです。
お金がないとか、処分の方法がわからないとか、税金がたまっているとか、色んな事情があります。
それを一つずつ根気よく持ち主を説得して、探し出して、お願いをして、除けてもらうと。
除けるについては協力をしますと。
絹: ここに、写真の写しをいただいたんですが、川筋の大型ゴミの写真だとか、桜下通りの、みんなでお掃除をされたり、中には耕運機で耕してはる方がおられますねえ。
こんなんを皆で寄ってやっていかはったんですね。
四: 耕運機も、お茶も茶碗も、草刈りの鎌もスコップも、皆持って参加してくれました。
私たちの住宅は、他所から見れば自分たちで言うのもおかしいけれども、「恐い、番外地や」とまで言われたくらい、ある意味で環境も荒れていたんです。
公園にしても小学生の3〜4年生が入ったら、草がボウボウで首から上しか見えない状態でした。
絹: それが府営住宅の公園の中ですか。それは三年前までですか?
四: いや、去年の六月までがそんな状態でした。
川筋も300メートルのきれいな川が流れているんです。
それが自動車やベッド、缶ジュース、食器棚、テレビ台、掘り出したらダンプ何台分も出てきました。
これ、一般の人が放るんじゃないんです。出て行く時に、退去される方がここに放って行かれるんです。
それが20年、30年、放置されて草木が生えてきて、草や木を刈ってみたら自動車の屋根のない車体だけが出てくるという状態です。
絹: 府営住宅を出て行かはる人が放っていかはったと。
しかしそれをよう片付けはりましたね。
四: もう地域は我々が守るしかないと。
行政を当てにしていたのでは、行政は動いてくれんと思いました。
私、府にも市にも70回くらい行きました。
三年間で70回行ったなかで、係長と名のついた人に会ったのは一人だけでした。会ってくれないんです。
なんで私が年寄りだの老人だのについて行政に要請するかと言いますと、民生児童委員を三年前に受けまして、その活動の中からどうしても地域や自治会の再生にかけるしかないと思いだしたんです。
それで三年動いたけれども、一向に動いてくれへんのです。

●行政が動き出した!
絹: いただいたメモに「府の土木課、舞鶴市福祉五課に三年通ったが動かん。が、三年も経てば行政も人も変わる」と。
なんとか四方さんたちの熱意が、行政サイドを動かし始めたのは去年辺りですか?
四: 去年の6月です。
実際に動き出したのは、去年の6月に京都府中丹広域振興局に行きました。
私は京都府の知事さんのところに行って、会ってもらえないのはわかっていますけれども、玄関に座り込んででも頼んでくると言って出たんですが、行きしなに振興局に寄ったんです。
そうしたら「一月待ってくれ」と言われたんです。
資料を渡してお願いもして、一月待ってもさっぱり返事がない。
これはまたあかんかなと思っていたところ、二ヶ月目に府から6人来てくれました。振興局も土木も。
絹: 行政の方が6人、四方さんたちのところに来られて、それが京都府の地域力再生プロジェクトだとか・・・?
四: いや、そんな話はまだ出てないんです。
その時は私どもの集会所には炊事場が無く、介護予防目的の食事会をしたいので作ってほしい(毎週のお食事会のためのものです)、道もなおしてほしい、草も刈って欲しい、放置車輌も撤去してほしいということは、三年間私が言い続けてきた事を言ったわけです。
そのなかで、「多岐にわたるご要望なので、お話しは聞かせて頂きます」ということでした。
それで6人が来てくれはったんですが、私は夢かと思いました。
その日から、私達の府営住宅は再生が始まりました。
絹: それからの展開である、「地域力再生プロジェクト」と「舞鶴市の地域ふれあい交流事業」と『朝来ふれあい向こう三軒両隣』の活動との関係をお聞かせいただきたいんですが。
四: 京都府の方が見えてから、話が飛躍的に動き出しました。
地域力再生プロジェクトについて、新聞に載っていましたので、その新聞を持って私も行ったところ、話に乗ってくれました。
たったと言うか、大金と言うか30万円。うち負担金が10万円ということで話が決まりました。
それから舞鶴市の地域ふれあい交流事業については、これは高齢者を対象として65歳以上は400円、以下は200円。
これらの事業は府、市と全く別のものですが、府、市共協力して1つのものに認めてくれました。このことが大きかった。
絹: 今、言われた地域ふれあい交流事業は、集会所にお年寄りの方が日曜日に集られてお食事会をされているんですね。
それが毎月日曜日に、29回開催したという記録がありますが。
四: そうですね。6月から半年間、12月29日までで29回です。
絹: 通算累計615名。
今年は1000名は超えるだろうと書いておられます。
四: そうですね。
それもね、高齢者は施設もありますし、お医者さんもおりますが、やっぱりこれからは地域でそれを予防するということを狙いとして、本当は毎日でもやりたいんです。
ところがそんなことは不可能なので、毎日曜日10時から12時まで誰でも高齢者の方から若い者まで参加してほしいということでやっております。

●少しずつ地域の意識が変わってきました
絹: 『朝来ふれあい向こう三軒両隣』が結成されて、何か動きが出てまいりましたね。
四: 府も市も今申し上げたとおりですし、また他の地域から「なんや、おまえのとこ、きれいになったのう」という声がかかるようになってきました。
やはりこれは私たちの地域だけでなく、私たちの地域が良くなれば、隣りへ隣りへと、両隣へ広がっていくようにという希望はもっております。
絹: こうやってお聞きすると短時間なんですが、実は足掛け3年にも及ぶ、怒りとあきらめと腹立ちと色んなもののなかで、ようやく動いてきたと。
初め自治会崩壊の危機とおっしゃっていましたが、それが『朝来ふれあい向こう三軒両隣』さんが動き出すことによって、少し自治会への参加と言いますか、戻ってこられたんでしょうか。
四: 少しずつ戻ってこられるようになりましたし、何よりも掃除して草を刈っているとジュースの一杯を持ってきて、皆さんが届けてくださる。
自治会にも戻るという方が一人二人と出ておりますので、それがまあ石の上にも三年というとで、なんとか出来てきたというようには思っていますが、なにぶんにもまだ試行錯誤の取組なもので、これからはあくまでも地域の人材を育てたいと思っています。
掘り起こしたら私とこは人材はいるんです。職人もいるんです。昔取った杵柄のものはたくさんおります。
絹: 大工さんだとか色んな職人さんが助けてくれはったと言っておられましたね。






●もっと人を、地域の心を掘り起こしたい
四: ただ、退職金三千万なんていうのはおりませんが(笑)。
ところが昔取った杵柄のものはたくさんおりますので、そういった埋もれた技術をもっと掘り起こしていかねばならない。
それと同時に地域の心を掘り起こしていきたいと、今気合を入れているところなんです。
絹: みなさんいかがでしたでしょうか。
舞鶴の朝来という所の府営住宅ですが、四方さんたち、崩壊しかけた自治会を何とかしなければならないという形で行政を動かし、行政のほうも京都府の地域力再生プロジェクトという資金を一部協力したと。府も市も協力してくれたと。
府、市、地域の三つが繋がったと。「よっしゃ、これで動ける」と言うてはります。
「あなたの力を地域のために貸してくれ、頼む」とやったはるわけですね。
四: そうです。
絹: 僕は四方さんたちの活動を、京都府の人から教えてもらったんです。
地域力再生をやっている人たちに、四方さんたちが京都府の北の方におられる、それでどんな方かなと思って、こないだ飛んで行きました。
四: 飛んできていただきました。そうしたことが我々に元気をつけていただけるんです。

●この活動を仕組みとして取り込めれば
絹: 府営住宅というのは、他にもありますし、これからも出来てまいります。
そして32年という時とともに色々困りごとと言いますか、自治会がしんどくなったりすることが、当然予測されます。
これから新しく府営住宅をつくる際は、あるいは公営住宅だとか民営の住宅もそうですけれども、四方さんたちが先達として展開されている活動を、仕組みとして学ぶべきではないかなと・・・。
あるいはちゃんと始めから計画して組み込まれるような仕組みが欲しいなと思います。
私、実は地元の建設屋の目から見ておりますので、できればそういう仕事が、あるいは公営住宅が生まれたらいいなと願っております。

さて、皆様、今日のお話いかがでしたでしょうか。
四方さんたちとお話して、京都市内と舞鶴と離れておりますけれども、なにか私も元気をいただいたような気がすごくしております。
京都府は捨てたもんじゃないという思いをまた強くしております。
リスナーの皆さん、いかがでしたでしょうか。
頑張っている人たちがいます。風穴を開けて、草ぼうぼうの公園が本当にきれいになっています。川筋もすごくきれいです。
こういう人たちの動き、これからも注目していきたいなと思っております。

この番組では、これからも元気なまちづくり人の紹介や、地元京都のまちづくりの最前線の情報をお送りしていく予定ですので、またお楽しみになさってください。
四方さん本当にありがとうございました。
四: こうしてご紹介いただいたことは、私たちの励みにも力にもなりますので、是非とも舞鶴のほうに、朝来のほうにおいでください。
我々も頑張っていきますので。
絹: 最後にこの番組は心を建てる公成建設の協力と、京都府の地域力再生プロジェクトの協力でお送りしました。
では皆さん、またお耳にかかることを楽しみにしております。
四方さんありがとうございました。
四: ありがとうございました。
絹: 舞鶴から四方さんでした。
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