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放送日 平成17年8月3日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: バードマンラリーを支え続けて29年〜鳥人間コンテストの裏話』
テーマ: 当社は、バードマンラリー(鳥人間コンテスト)プラットホーム設置工事を初回から29回目の今回まで、参加させていただいています。その担当所長を呼んで、苦労話や裏話をお話ししてもらいました。
出演者
池:池田 和夫 公成建設株式会社 土木部所長
松:松岡 千鶴氏 (NPO法人京都コミュニティ放送 放送局次長)
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)
2005年鳥人間コンテストの様子はこちら
ちょびっと
 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。  
絹: :まちづくりチョビット推進室!
************************************************************************
絹: 皆さんこんにちは。
この番組は、公成建設の協力でお送りいたします。
まちづくりチョビット推進室、推進室長、絹川でございます。
又、よろしくお願いいたします。
そしてお相手は、いつものように、我が京都三条ラジオカフェのマドンナ、松岡さんでいらっしゃいます。
松: はい。夏になっても「マドンナ」と呼んでいただきました、松岡千鶴です。
よろしくお願いいたします。
絹: よろしくお願いします。
そして、本日の特別ゲストで有りますが、我が社の土木部、エースの一人であります、池田所長に、今日は登場いただきます。
池田さん、よろしくお願いします。
池: はい。公成建設、土木の池田です。
よろしくお願いします。
松: 池田和夫さんですね。
はい、よろしくお願いいたします。
池: よろしくお願いします。
絹: はい。では、今日のテーマ・・でございますが・・
なんと名付けましょうか・・・
「バードマンラリーを支え続けて29年」とでも言いましょうか。
今日のテーマは、「鳥人間コンテスト」・・・をテーマにお時間をいただきたいと思います。
この番組のタイトルは、「まちづくりチョビット推進室」であります。
「バードマンラリー・・鳥人間コンテストが、何で“まちづくり”と関係有んねん。」と言う疑問を松岡さんはお持ちになるかもしれませんが・・
松: いいえ、持たないです。
絹: そうですか?
松: すべては“まちづくり”に繋がってると思います。
絹: はい。私の中での整理の仕方を初めにご報告いたします。
“まちづくり”・・これは、いろいろ表に現れる“まちづくり”もあります。
以前お話ししました様に、国道の整備と言いますか維持補修なんかをやっている・・人知れず皆様の足元を固めている、インフラ整備の“まちづくり”もあります。
バードマンラリー、鳥人間コンテストのプラットホームと言いますか「発射台」を、我が社は29年造り続けております。
松: 「発射台」ですか?
絹: はい。
松: はい。
絹: 人の空への・・大空への羽ばたこうという夢を、人知れず支え続けて29年。
この辺りが“まちづくり”の・・下支えって言うんですかね。
そういうのと通じるところがあるんじゃないかなぁ、と言うことで・・
ちょっと苦しいですか?池田さん(笑)
松: あっ(笑)
池: そんなこと無いです。
松: いえ、ねぇ。そんなこと無いですね、もうホントに。
絹: はい。それでは・・・
松岡さん、「鳥人間コンテスト」てご存じですか?
松: そうですね・・私、割合よく見ている方だと思います。
絹: はい。
松: だけども、ここ二、三年は、そういえば見てないなぁと(笑)
もう五、六年前までは、ホントにほぼ毎年・・
絹: はい。
松: あっ、ここが優秀な学校だなとか・・あっ、これは飛ぶなとか、これは駄目だなとか・・色々見てたら、何となく判ってくるので楽しみに見ておりました。
夢がある、そんな大会ですよね。
絹: そうですね。
池: そうですね。
絹: その仕事にですね、29年間も関わらしていただいたと言うことを、実はご存じの京都の方、少ないと思うんですね、我が社が・・・
そこに今、松岡さんが手にされてるのがパンフレット・・
松: あの、29回ですか?
絹: はい。
松: この、鳥人間コンテスト自体が・・
絹: はい。
松: そうすると初回から・・
絹: そうです。
松: 公成建設さんが、プラットホーム作ってはったんですか?
絹: はい。
池: そうですね。
松: すごい・・・
絹: ここに来ております、池田さんは、そのプラットホームを施工する、総責任者。
松: 格好良い。
絹: 我が社のね。
松: はい。
絹: そして、選手が飛んでいきますね・・ビューンと遠くまで・・
松: まぁ、色々ありますよね。
絹: ボチャンと落ちる人も勿論いる。
池: はははは(笑)
松: すぐそこに落ちる人も、あります。
絹: で、その距離をですね、測定する、そういうことのお仕事も我が社のお仕事に含まれているんですよね。
池: そうですね。
松: あー、そうですか。発射台造るだけじゃ無くって?
絹: えぇ。その辺のことを、今日は・・・
発射台の裏側から見た、と言いますか、バードマンラリーの裏側を少し語ってもらおうと思って、今日来ていただきました。
松: もう、本当に夏休みにピッタリの話題だなぁと・・
絹: ありがとうございます。
松: 私も本当に楽しみです。
絹: はい。
松: はい。
池: よろしくお願いします。
絹: それでは、マイクを池田さんにお渡しして・・
松: そうですね。
絹: 僕たちは、「聞き役」に徹しましょうか。ははっ(笑)。
池: それじゃぁ・・・そうですね、現場の苦労話と言いますかね・・・
まず、そういう・・私ら飛び立つところ:プラットホーム及びステージって言うんですけども、そういうのをずっとやらしてもらって、今年で・・さっきも話がありましたように、もう29回を数えることになりまして、来年はもう大台の30回ということになって来るんです。
選手の人の大空への夢をずーっと・・描く人々の縁の下の力持ちという事で、長いことやらしてもらってるんですけども・・・
やっぱり今年も聞いてましたらね、ここの地元の京都大学の学生さんなんかは・・パイロットの方、一人選ばれるんですけども・・その人なんかは「鳥人間に飛びたい」から京大へ入ったと、言うような人もおられましてね・・・
そんで、みんな言うてたんですよ。
「鳥人間飛びたいから、京大へ入る?京大へ入るだけでもすごいのに。」
言うてね、みんなビックリしてたんですけど。
実際そういう夢を持って、チャレンジされてるっていう風に聞きました。
で、その・・余談ですけど、その方の彼女が同じそのグループにおられましてね・・
松: えぇ。
池: 当日は御両親がね、来ておられて・・初めて、その場で御両親が対面されたというようなこと・・ちょっと放送のね・・あれでやってましたけど。
そんなこともありました。
絹: 大変なテレビ放送でしたね。
池: はははっ(笑)
松: そういうラブ・ロマンスも・・
池: そうです。
松: はい、そういうエピソードもあると・・
池: そうですね。
松: まさに、夢の大会・・
池: そうですね。
松: うーん。
池: で、まず、プラットホームを造っていく段階におきまして、大体まぁ6月から、琵琶湖で仕事をさせてもらうんですけれども・・
なんと言っても、ちょうど自然条件の厳しさちゅうか、ちょうど梅雨に入った頃なんですよね。
それで、7月の大体中旬までは梅雨時で・・・
あるいは逆に梅雨が明けますと、もうその猛暑ですよね、10日ぐらいから・・
今もそうですけど、こういう日が続きますし。
そういう中で、ほとんど人力作業で、仕事をしていかなあきませんから、体力的にもみんなきついですし、そんなんで苦労といやぁ苦労してます。
あともう一つは、やっぱり琵琶湖の中に・・私らでは「単管パイプ」って言うんですけど・・鉄の・・直径5センチぐらいのパイプなんですけど、それを打っていく、と言うよりまぁ・・水の力・・ウォータージェット・・ポンプで、水圧で一緒に打ち込んでいくんですけども、そういうことを二週間から二十日ぐらいするんですけども、やっぱり波が・・波の状態によっては、仕事が出来ないときが有りますし、大袈裟に言えば溺れそうになるときもありますし・・・
そんな中で・・・ちょうどその頃はまだちょっと夏前ですから、サブイ(寒い)時期もありますし、そんなんで皆、苦労しながらやってますけど。
でも実際やっている者・・特にねぇ、ここ十何年、同じ職人さんの責任者の人が付いてくれているんですけど、その人が結構ね、「これを造るのが好きや」言うてですね、もう、すごい職人気質ちゅうか・・逆にそういう、良い意味のロマンをもっているような人なんで、私としては非常に助かってます、はい。
そんなんが、現場でずっと毎日、一緒に仕事さしてもらってるんです。
松: あぁそうですか。
池: はい。
松: あの、私たちがテレビで見る、その発射台って・・
池: はい。
松: そんな距離、無い様に見えるんですが・・
池: はい。
松: 一体、発射台って、どれぐらい距離有るんですか?
池: あのね、えぇっとー・・砂浜から見ますとね・・
松: はい。
池: そんなに距離がある様には見えないんですけど、全部の延長が180メーターを超えるぐらい有るんです。
松: 百八十・・・
池: えぇ。
松: 二百近くあるんですか。
池: 二百近く。はい。
水面に水平部分が、約100メートル造りまして、それから発射台って言いますが、選手が飛び立つところが、水面から10メーターの高さがありますので、そこまで登っていくスロープですね、それがまぁ大体54メーターほど有りまして、飛び立つところが20メーター。
合計しますと、180メーターぐらいと言うような感じなんです。
絹: 飛び立つところの・・・
池: はい。
絹: 水平部分が約20メータ。
池: そうです。飛び立つところの水平部分ですね。
絹: あそこの広さ、どれぐらい有ります?
池: あそこの広さですか?
絹: はい。
池: あの・・年によって大分・・ちょっとずつ大きくなって来ましたんですけど、選手の飛び立つところと言うのは、幅が12メータで長さが20メーター・・
絹: ほー。
池: という長さですね。
絹: テニスコートぐらい有りますか?
ちょっとテニスコートより・・・
池: テニスコートよりちょっと小さいですかねぇ。はい。
絹: かなり大きなところから飛び出すんですね。
池: そうですね。はい。
松: そのスロープも含めて180メートルも必要だというのは・・
池: はい。
松: 何故なんですか?
池: ああっ、それはですね。
松: はい。
池: ちょうどその・・・例えば上からね、綺麗に飛んでいけば良いんですけど、ボチャンと下へ落ちたときに、やっはり有る程度の深さがないと行けませんよねぇ。
松: ホントですねぇ。
池: はい。それが、一応3メーター50。3.5メーター位を目安に・・・
松: 水深が・・
池: あぁ、すいません。水深が・・
松: はい。
池: 3.5メートルを確保しようとすると、180メーターぐらい行かないと・・
松: せり出してるわけですか。
池: そうです。
松: あーぁ。
池: そこはちょうど水泳場になってまして・・
松: はい。
池: 比較的遠浅なんです。
松: はい、はい。
池: 3.5メーター確保しようとしますと、やっぱり180メーター位行かないと、その深さにならないんです。
松: ようやく理由が分かりました。
池: はい、そういうことなんです。
松: そうですか・・・
池: はい。
絹: あの、ラジオですので、ここにある図面を見ていただくわけにはいかないんですけども・・
松: はい。ちょっと・・・
絹: プラットホームのイメージをもっていただくために、変なたとえ話をします。
松岡さん、銀河鉄道999(スリーナイン)って言う、劇画というかマンガ・・
松: はい、アニメ。
絹: アニメ、ご存じでないですか?
松: 知っておりますよ。
絹: あのぉ・・主人公がと言いますか・・銀河鉄道が・・
松: はい。
絹: 或る星、或る惑星から或る惑星へ旅立つときに・・
松: はい。
絹: レールが途中まで水平ですけども、どんどん登りつめて、それから宇宙へ、空へ旅立っていくと、言うときの、あのレールをイメージしていただいたら、正にそれに似た相似形のものがプラットホームだと。
銀河鉄道999の(笑)線路みたいなもんやと・・
松: あーぁ。
絹: そういったものをイメージしていただければ・・

発射台とスロープ部分
松: ホントにラジオ聞いておられる方も、そういうたとえ話で、ホントに「あぁ、そやそや」っていう感じで・・
これ大体この角度って30度ぐらいでしょうか?
池: えっ?どの角度でしょうか?
松: この、スロープの角度。
池: スロープの角度ですか?
松: はいはい。
池: これはね、約9度何分ですから、約10度ぐらい・・
松: そうかそうか、30度もあったら大変ですね(笑)
池: 30度言うたら、上から滑り落ちる・・
松: そうですね、はい。まぁそういうなだらかな、スロープで・・
池: そうです。
松: たどり着くと言うことですね。
池: はい。そうですね。
松: それで水深3メートル・・
池: はい。
松: を確保すると。
池: はい。
松: すごいですねぇ。
その水深3メートルの場所に、そのぉパイプを打ち込むって?
池: はい。
松: 大変ですね、絹川さん。これは・・・
絹: はい。僕どうやって打ち込むのかよく判ん無かったんですけども・・
松: これ橋桁・・良くそういう・・ありますよね。海の中に橋造るの。
絹: はい、あのぉ・・
松: ああいう感じですか?
絹: しかもね、工事した後、汚しちゃいけない、と言うか・・
池: 全部ね。撤去を・・
絹: 琵琶湖の環境をグチャグチャにかき廻して終わるわけにいかなくって、又元通りにしなきゃいけないというのも、難しさが有るわけです。
松: はーぁ。山登りと一緒で、登るだけじゃなくって、降りるのも大変と・・
池: そうですね。今、話有りました、鉄のパイプをですね、船で・・大きな機械で打つとか、そんな大袈裟なものじゃなくてですね、ホントの人力で、小さなボートにそういうパイプ、材料を積んで来まして、背の高さを越えるようなところではですね・・・
あの、脚立って有りますよね。
松: はい。
池: ハシゴの折った奴。
松: はいはいはい。
池: 脚立。あれに乗りまして、人間は水面の上に顔出して、そしてそのパイプを持ちながら、水の勢いで「グッ」と沈めていく様な感じなんです。
ちょっとイメージ難しいですかね。
絹: あのね、長ーい鉄のパイプ、物干し竿みたいなものを持った人間が、脚立に登っている訳ですよね。
松: なんか変ですよ(笑)。
絹: へへっ(笑)すごい、すごいおもしろい絵柄やと思いますけども。
で、その・・
松: 何してはんのかな?っていう・・それ、琵琶湖で泳いでる時に、その姿見たら、何をしてらっしゃるのか・・
絹: 怪しい
松: 想像出来ないですね。
池: ですよね。そりゃ見てる人は「何してるんやろ?」
絹: 怪しげな集団に見える(笑)んですよね。
池: ははははは(笑)。
松: あの、湖底に脚立を立てるわけですか?
池: そうです。
絹: そいで、そのウォータジェットって言って、この頃高圧洗浄でタイヤ洗ったり、いろんなとこ洗ったりします。
水圧の高ーい水って有りますでしょ。
松: はい。
絹: それを下へ吹き出して、パイプのとこにくっつけて、その水の圧力でドロを・・ドロと言いますか・・
松: 穴を明けて・・
絹: 砂地に穴を明けて・・
池: 砂を穴明けて。
松: 「明いたな」と思う時に・・
絹: そこへズブズブと・・
松: グッと入れていくと・・
池: まぁ、明けるというか・・
松: はい。
池: 水の勢いで・・
松: かき分け・・
池: はい、そう。かき分けていくような感じで、一緒に沈めていくって言う感じです。
松: ほー。
池: その時、作業してる人は、水中めがねをかけましてね、パイプと一緒にズーッっと沈んでいくんです。
松: えっ!それは(笑)・・・だって、水深3メートルですよね。
池: はい。
松: その辺りって。
池: えぇそうです。一番深い・・
松: 一番深いところは・・
池: はい、そうです。
松: それは(笑)・・・どうなんでしょう?
池: だからね、なかなか、簡単そうに見えて、慣れないと「スッ」となかなか行かないんです。
松: どなたがそういう事をされるんですか?
池: えぇ。大体ねぇ・・幸い私は、十何年前に一緒にその職人さんに来てもらって・・
松: はい。
池: その方が今ずっーと、同じ人がその責任者出来てくれているんですけども、やっぱり自分なりのノウハウを皆持ってますから・・
松: えぇ。
池: 誰でも行って簡単に、皆同じ様に出来るかと言うと、そうでもないんです。
松: そうですね・・
池: はい。
松: その発射台ってやっぱり、安全・・まず安全ですよね。
池: ああ、そうですよね。はい。
松: 強固な物でなければ、やっぱり・・いろんな物、テレビカメラも支え・・
池: そうです、そうです。
松: それからね、鳥人間も支え、ホントに結構重たい物、支えますよね。
池: あのね、全部のね、重量・・重さですね。
松: はい。
池: 鉄のパイプ・・重さにしますと、40トン・・
松: 40トン!
池: はい。
松: その5センチの・・
池: はい。
松: パイプ・・こう立てるだけで、それが支えられるんですか?
池: えぇ、それはまぁ延長ずっと180メーターに渡ってですけども・・
松: はい、はい。
池: はい。
松: まぁそういう組み合わせで・・
池: 組み合わせで・・
松: はい。
絹: 今、材料の・・材料の重さの総トン数が40トン。
池: はい。40トンぐらい有るんですよ。
松: あーぁ。
池: はい。
絹: で、29年前に我々の先輩が、その設計コンペっていうのが有りましてね、何社かから提案があったわけです。
で、我が社のそういう・・その当時の・・29年前の先輩達が設計した、こういう櫓と言いますか、プラットホームの組み方が、採用されたと。
池: そうですね。そう聞いてます。
松: そういうコンペも、ちゃんと・・
絹: はい。
松: 有っての・・
絹: はい。
松: この公成建設の仕事だ・・
絹: はい。
松: と言う事ですね。
絹: 実はね、すごくローテクで・・・大袈裟な工事じゃないけども、だけど、後は琵琶湖に対する影響が少なかったり、大きな鉄骨を水の中に沈めたり、コンクリートで基礎を作ったり、そういうことをすることなく・・又後、綺麗に引き上げると言うところが評価されたのかもしれませんね。
松: あー、そうですか。
池: そう。そうかもしれませんね。
松: それ、琵琶湖にとって、重要なことですね。
池: そうですね。あの、もう・・施工しました物は、すべて撤去しまして、何一つ中には残っておりません。
松: はい。
池: 今ちょうど、解体が済んだところですけれども・・
松: あぁ、そうですか。
池: はい。
松: まぁ、今、愛知万博、とても入場者多いようですけども・・
池: はぁはぁ。
松: まぁ、あれも「環境博」と言われますけども・・
池: はい。
松: やっぱり、あの・・・「後を濁さず」と・・
池: そうですね。
松: 言うところ、ホン・トに重要ですよね。
池: そうですね。
松: はい。
池: だから毎年もう、一からですね(笑)。
松: そうですか・・はぁ。
池: 毎年一から(笑)
松: 何処にも、去年の痕跡は残さない・・
池: はぁ、何にもないです。
松: 言うことですか。
池: はい。
松: 又それが・・じゃぁホントに梅雨の頃になったら「あぁ、又来たな。」って、そんな感じですか。
池: あぁ、そんな感じですね。
松: はい。
池: はい。行く担当者は、そうですね。はい。
松: あぁ、そうですか。
絹: さて池田さん。今年は、もう収録終わったんですよね。
池: えぇ、あの、今年はですね、7月の16、17の土日で、一応終わりましたんです。はーい。
絹: で、テレビでの放送が9月にあると。
池: えぇ、確か9月の16日だと聞いておりますけど、はい。(注:9/19(月)の放送になります)
松: :終わっちゃったんですか?もう。
絹: もう終わってます。
松: ショック。
池: はは(笑)
絹: でも、テレビで・・読売放送で見られますから。
松: ホントですね。
池: 又見て下さい。はい。
絹: 池田さん、どうですか?
池: はい。
絹: 今年の選手達で・・
池: はい。
絹: 特に頑張った人達とか・・
池: はい。
絹: エピソードだとか、
池: はい。
絹: 有ったら教えていただけませんか?
池: あぁ、はい。
あのですね、今まで、去年・・一昨年に、最長の飛行距離がでまして、それが34キロ。
彦根から、琵琶湖大橋まで行ったんです。
ずーっと、もうあの・・南の方にですね、琵琶湖の真ん中をズーッと南に琵琶湖大橋まで向かって行きましてですね、それでホントはもっと飛べるんですけども、一応琵琶湖大橋を越えるとか、或いはくぐるとか、言うような許可はもらっておりませんし、そんなことは危険で出来ませんので・・・
審判の方から「着水しなさい」って言う、赤旗を振られましてね、ホントはもっと行けたんですけど、一応そんなとこで降りまして、今のところ大体34.・・確か6キロぐらいだったと思うんですけども・・・
それが、最長距離になっておりまして、もう琵琶湖でそれ以上直線距離をとるとこが出来ませんので、今年から・・折り返しルールというのが出来まして・・
松: えぇ。
池: 南の方、琵琶湖大橋の方に25キロ。
それからちょうど・・西になるんですかね。対岸の今津の方ですね。
そちらの方が18キロ、という折り返し地点と言うのを、一応ルール上設けましてね・・
選手は、新記録狙うんだったら、行って折り返すしか有りませんので、そういうルールが出来たんです。
で、今年は・・選手がそれに果敢にチャレンジしましてね、二つの飛行機が、そこの・・ちょうど今津方向まで飛んでいったんですけども、18キロ・・・
ちょうど18キロ言いますとね、又地図見てもらったら判ると思うんですけど、竹生島って言う島があるんです。
松: えぇ、えぇ。
池: 琵琶湖の中に。
松: はい。
池: 大体その付近が18キロでして、そこをぐるっとUターンする・・・
あの・・場所は何処でも良いんですけども、「18キロ行ったぞ」って言うのは、GPSいう、そういう衛星の測量のあれで、もうすぐリアルタイムにわかりますから・・
松: :あー、そうやって測量するんですか。
池: はい。その18キロ地点まで行ったら、そこで下のボートがですね・・伴走しているボートが何隻も、救助も含めて行きますから、音のサインを流すんですね。
それで、選手は「18キロ来たなぁ」と思って、そこでUターンをするんですよ。
それがねぇ、一つは・・・
絹: ちょっと池田さん。えぇっと、今気づいたんですけども・・
池: はい。
絹: テレビの放送前ですから、何処の選手がどんな記録出したかと・・
池: はい。
絹: いうなのは、あんまり言わない方が良いでしょうかね。
池: そうですね。それは・・・
絹: 有るチーム(笑)・・
池: 有るチーム(笑)。
絹: が、頑張ったと。
池: はい。
絹: それは本番のお楽しみ(笑)と言うことで。
松: そうですか。私、聞きたいなぁと(笑)・・
絹: ふははははは(笑)
松: 思ってたんです、あーぁ(笑)
池: 有るチームがもうねぇ・・・二つその行きましてね。
一つは「Uターンしようかなぁ?」と言う頃で、もう力尽きて着水したんですけど・・
松: はい、はい。
池: もう一つのチームはですねぇ、やっぱりクルゥって綺麗にUターンしまして・・
松: あぁ、そうなんですか。
池: はい。
松: あのですね、私が見てた頃の技術力で言いますと・・
池: はい。
松: そのUターン出来るって言う・・そういう感じは、どうもなかったんですが。
池: おっしゃるとおりですね。私もそういうことは全然知らないんですけど・・
松: はい。
池: あのー・・・
松: どうやってUターンするんですか?
池: いや、それは・・飛行機に・・
松: 松:はい。
池: ラダーって舵を取るところがありますんで・・
松: はい。ちょっと傾けたりとか。
池: えぇ、あの・・後の方向舵を・・
松: えぇ。
池: 右左にこう・・・
松: あっ、そうかそうか。
池: 振りましてね。
松: えぇ、えぇ。
池: それでグルーッと、こう廻るらしいんですよ。
松: なだらかに・・
池: なだらかに・・
松: 廻ると・・すごい。
絹: あの・・そのところがですね、今度の9月の放送の、大きな見所だ・・
松: すごい!
池: と、思いますけどね。
絹: ご期待いただきたい、と思います。
あのぉ・・それから、その測量ですね。
記録を計ることについても、今GPSと言うような言葉が出ておりましたけれども・・
その辺も少し説明をしていただきたいのと、それと救助・・伴走のボート・・
なんか、選手はもう本当に酸欠状態になって、もう体力の限界まで行くと言う話をさっき聞きましたので・・
松: それは「鳥人間さん」ですか?
絹: はい。「鳥人間さん」・・乗ってる人ですね。パイロットですね。
松: はぁはぁはぁ。はい。
絹: その辺のこと、少し・・・コメントを下さい。
池: はい。今話にでました計測はですね、あくまでも直線距離と言うことで、それはまぁ1キロ程度・・まぁ見える範囲でしたら、私どもの現場で・・工事現場でやっている三角測量と言う、トランシット・・そういう測量の機器を使って出来るんですけど、全然もう見えないところ迄行きましたら、もう測りようがないので、それは今、衛星を通じて利用する、GPS測量と言うのでやっております。
それは、もうすぐテレビ画面にですね、モニターに、今琵琶湖の何処をどういう風に飛んでいるかっていうのは、下の伴走のボートがずーっと同じ様について行きますから、もうすぐ見てるお客さんにもですね、モニターで判る様になっておるんですよ。はい。
絹: 伴走のボートは何隻ぐらい、くっついてます?
池: 伴走のボートはねぇ、えーっと・・・そうですよね・・
絹: 二、三隻は・・
池: いえいえいえ、もっともっと。六つか七つか・・・ですかね。そのぐらいは行きますね。
松: やっぱり何かの時に救助するっていう、そういう為の・・・
池: えぇ。はい。
松: 意味もあるでしょうね。
池: えぇ、もうあの・・レスキューと言う・・
松: はい。
池: 班編成がありまして・・
松: えぇえぇ。
池: それがボートを何隻か一緒に行って、ダイバーさんですね。
松: あーぁ。
池: 専門のダイバーさんが、そのボートに乗って、一緒について行って、飛行機が着水したら、すぐ・・もう瞬時にですね、皆一斉に飛び込んで、パイロットを助けると言うような事をやっております。
松: そういうことが大きいでしょうね。たぶんね。
池: そうですね。
松: ねぇ。
池: はい。
絹: まぁそう言ういろんなねぇ、方々の・・チームがうまく働いている故に、大きな事故が起きずに・・
池: あぁ、そうですね。
絹: 29年間・・・もしこれで、誰かねぇ、大きなケガされたら・・・
それでもうこのイベントって言いますか、バードマン・ラリーって終わってしまう、っていつも言われていますよね。
池: そうですね。はい。
松: あの・・私たちはテレビで、もうホントに・・すぐ落ちたりしたら、「ワーッ」ってこう笑ったり、そして思いのほかうまく飛んだら、「あぁやっぱり良かったなぁ」って思ったり、ホントにただただ楽しむだけなんですけども、やっぱりそうやって裏側で支えてみておられたら、思いって違うでしょうね。
池: あのねぇ・・・あの・・私、本番皆さん飛ばれるときには、もしステージに何か不具合が生じたらいけないので、いつも待機しておるんですけどね、あの・・後からだからいつも見ている様な状態なんですけど・・・
こう、選手が飛行機でパッっと飛び立っていく姿・・そりゃ本当に綺麗です。
はい、もうホントにねぇ、海の中へ・・海じゃないですね、琵琶湖ですね。
それにねぇ、鳥になったかのように、静かにスーゥッとねぇ、出て行く・・
やっぱりそれは・・あのぉ・・有る意味感動しますよね。
松: そうですね。
絹: どうでした、松岡さん。
やっぱりねぇ、その現場にいる者じゃないと話せない臨場感と言いますか、そう言うものを感じていただけたと思うんですが。
あのぁ・・・僕は今日、池田所長に来てもらって、この話してもらったのは・・・その・・どう言うんですかね・・・
下支えと言うか、縁の下の力持ちの仕事の一つだと思うんです。
でも、この大空への夢を一杯かき立てて、チャレンジしているバードマン達の、そう言う下支えをしてると、言う仕事をさせていただいているってことが、ある種、まぁ地元の建設屋としては嬉しい部分であります。
そう言う、たまにはロマンチックな仕事・・・知られてないけど、29年間やってますと言うことを、少しご紹介したかった。
で、“まちづくり”っていうのは、そう言う下支えの部分もあるんですと。
出来ればそう言う仕事を又捜してやっていきたいなぁ、っと思いますし、バードマン・ラリーがまだまだ続くことを祈っとります。
と言うことで、今日は、池田さんありがとうございました。
池: はい、どうもありがとうございました。
松: ありがとうございました。
池田さんもたぶん、そのバードマン達と一緒に・・
池: はい。
松: 空に向かって飛んでる様な、そんな気持ちじゃないですか?
池: そうですよね。いやホント、さっきも言いましたけどもホントにあの飛び立った時には、嬉しいですよね。ホントに。えぇ。
で、選手が喜んでる姿、或いはもう「ジョボン」と落ちてですね・・
松: あはは(笑)
池: :泣いてる姿も、もう嫌ちゅうほど見てきましけど・・
松: 泣いてはりますか、やっぱり。
池: はぁもう、皆もう泣いてますね。
松: かわいそ。
池: そりゃ、かわいそうですけど、まぁそれが又一つのステップとして・・
松: そうですね。はい。
池: はい。
絹: やぁ・・おもしろいですね。
松: 滅茶苦茶おもしろい(笑)。
絹: 是非、あの皆さんもしよければ、テレビのチャンネル、番組表を見て、我が社のプラットホームから飛び立つ、バードマン達の姿、雄姿をご覧下さい。
そして、その裏方で頑張っている人達・・我が社以外にも沢山おられると言うことも、ちょっと思い出していただけると、うれしいなぁって思います。
と言うことで、まちづくりチョビット推進室、「バードマン・ラリーを支え続けて29年」、終わります。
松: ありがとうございました。
池: ありがとうございました。
絹: どうもありがとうございました。
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