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放送日 平成17年1月5日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
タイトル: 『観音峠危機一髪〜台風23号のつめ跡に思う』
テーマ: 昨年、京都府北部に大きな被害を与えた台風23号。
当社から緊急出動した、高屋所長に恐怖の体験を語っていただきます。
出演者:
高:高屋 吉治 公成建設株式会社 土木部 所長
松:松岡 千鶴氏 (NPO法人京都コミュニティ放送 放送局次長)
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)
 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。  
絹: まちづくりチョビット推進室!
この番組は、公成建設の協力でお送りいたします。
──────────────────────────────────────
絹: 皆さん。あけましておめでとうございます。
まちづくり推進室長、絹川でございます。
この番組のお相手は、いつもの通り当三条ラジオカフェのマドンナ、松岡さん。
松: はい。今年も「マドンナ」と呼んでいただいて、ちょっと嬉しい松岡千鶴です。
よろしくお願いいたします。
絹: そして、本日の特別ゲストは、当社土木部のエースの一人で有ります・・・
高: (ふふふっ)
絹: 高屋吉治(たかやよしはる)さん。
高: どもども、よろしくお願いします。
松: こんにちは。
高: こんにちは。
絹: よろしくお願いします。
はい。それでは、本日のテーマから申し上げます。

この番組のタイトルは、「まちづくりチョビット推進室」と言うわけでありますけれども、今日は少しいつもと趣を変えまして、「まちづくりの縁の下」と言うタイトル・・・
「まちづくりの縁の下〜台風23号からの思い」言うテーマを挙げてみたいと思います。
昨年のことになるかと思いますが・・・昨年は台風の当たり年と言うことで、我が京都府エリアも台風の被害をかなり手ひどく受けました。
京都市内にお住まいの皆様には、あまりその被害が如実にと言いますか・・・感じられなかった・・・都市部の方には感じられなかったかもしれませんけれども、かなり強烈な爪痕を残した台風だったという風に私には思えました。
その中で、今日特別ゲストとして出席してもらいました、我が社の高屋吉治さん・・・
これなんと、偶然ですけども、私と入社年次が同期と・・・
松: あぁ、そうなんですか。
絹: はい。言うことで・・・
松: はい。
絹: 中堅エースというところで、日々・・・土木部なんですね。高屋さんね。
高: はい、そうです。
松: ほー。
絹: 出身は、園部。
高: はい、そうです。
絹: はい。
松: あー、そうですか。
絹: はい。
あの、園部もですねぇ、お聞きしてみますと、今度の台風で結構やられた部分があったらしいですねぇ。
高: そうですねぇ。僕は今、国道の方を従事やってますけど、その後周りを見ますと、大変・・・あの、土砂崩れとか、そういう災害が多かったように思われます。
絹: はい。
何故今日、高屋さんがここにいるのかと・・・
ちょっとこう、皆さんに、知っていただきたいなぁ、と私が昨年思いました。
この台風23号の教訓を風化させてもらいたくないなぁ、と言う思いと、それから私たちの仕事の一面を知ってもらいたいなぁ、と言うのが今日のテーマの下敷きになる訳ですが・・・・
まず、最初のキーワードを申し上げます。
「国土交通省の北部管内北部維持作業」と言う、ちょっと固い名前の仕事があります。
これは、国土交通省から我が社が請け負っております、仕事ですね。
高: はい、そうです。
絹: 高屋さんが担当してますよね。
高: はい。担当やってまして、(国道)9号線・・・亀岡は王子から、それから丹波町の蒲生野(こもの)間、約30kmなんですけれども、9号線の維持管理を24時間やっております。
絹: 24時間、365日。
えーとですねぇ、松岡さんねぇ。
松: はい。
絹: 今、北部管内、第二維持出張所ですか?国交省のね。
京都国道工事事務所と言うところの、管内なんですけども。
国道9号線と国道27号線の交差点辺りに、「やまがた屋」さんって言うドライブイン、ご存じないですかね?
松: えーぇ。あの、カフェ?
絹: えぇ。休憩するとことかおみやげ屋さんとか・・・
松: はいはい。
絹: あの辺りから、ずーっと亀岡の方まで下がってきて、観音峠の付近の「王子」って言うところの交差点・・・
高: はい、そうです。はい。
絹: その付近の30kmに渡るのを・・・維持作業を、高屋さんが担当しているわけです。
松: 24時間ですか?
絹: はい。
松: 何人でされているんでしょう?その30kmを・・・
高: えぇっと、現場の代理人としましては、僕がいまして、その下にもう一人現場技術員がついて、その他には協力業者さんが一杯おられるんですけれども・・・
松: えぇ。
高: まぁ、24時間、携帯電話持ってまして、国交省さんからとか、災害対策室から連絡が有ったら、それに対応するような体制を取っとります。
松: あー、そうですか。
絹川さん。私、まず驚いたのは、その建設会社さんが・・・
絹: はい。
道路の管理をされているって言うのに、まず、ビックリしたんですけれども・・・
絹: はい。
松: そういうものなんですか。
絹: あの・・我々は、勿論建物・・・こないだ、この番組をそもそも始めましたのは、少し変わった、新しい住まい方を模索した共同住宅を建ててますよって言うなとこから始めましたけれども・・・
都市のインフラ整備・・・道路だとか、地下鉄だとかハイウェイだとか、水道だとか、下水だとか・・・そんなことも、公共工事として担当します。
で、その中で・・・その中の一部として、高屋さんがやるような、維持管理と言うような仕事も有るんですよね。
松: はぁ〜ぃ。
絹: で、そういうことをたぶん、一般の方はほとんどご存じない。
松: 知らないですよねぇ。
絹: はい。
松: まぁ、どなたがされているのかなぁ?と思う時は有るんですけれども、建設会社さんがされてるとはまさか・・・
絹: はい。
松: 思ってませんでした。
絹: それで・・・もう一つビックリされると思いますけれども・・・
あぁそうだ、松岡さんに質問しちゃお。
松: はい。どうぞ。
絹: 道路を運転していました・・・
松: まぁ、車を運転していました(笑)
絹: 車を運転しました、ごめんなさい。
松: はい。(笑)
絹: まぁ、かわいそうですけど時々、猫さんだとか犬がですねぇ、交通事故に遭って、昇天していると言うか、かわいそうに道端と言うか、道路の中で横たわっている姿をご覧になることがありませんか。
松: あります・・・あの・・・そうですね。
私、割合、山沿いの道を通勤してまいりますんで・・・
絹: はい。
松: 二ヶ月に一回ぐらいは、まぁ、そういう・・・昇天された・・
絹: はい。
松: 昇天した動物たちが、転がっていることが有るんですけども。
絹: はい。
狸だとか、すごいときはイノシシもいるんですよね、高屋さん。
高: そうです。
松: あぁ・・(笑)イノシシ?
絹: はい。
松: すごい・・・
絹: で、それの後片付けも・・・
松: はい。
絹: 我々、建設業者がやってるんです、実は。
松: あっ、そうなんですか。
あの、例えばですねぇ。
私、その通勤で行く・・・えー、通勤途中に、帰宅途中じゃなくって、そういうときに・・・まぁ動物がいて・・・で、帰る時、いなくなっているんですよね。
誰が片づけたのかなぁ?っていう風に、いつも思うんです、そう言うときに。
絹: 高屋さん、そういう経験有りますよね?
高: はい。
松: それは、やっぱりそういう道路管理を担当されている、建設会社さんが、皆さんされているんでしょうか?
高: そうですねぇ。ですからそういう風なんで・・・
松: はい。
高: あの・・・国道にそういうふうなんが死んでると、災害対策室なり警察なりに連絡されると、僕らの方に電話が入りますんで、すぐ走っていって、それを処理するようにしております。
松: そうですか。私、てっきり市町村・・・そういう役場関係かな?という風に思ってました。
絹: あの・・僕もこの仕事するまでは、保険所さんかなんかがね・・・
松: えぇ、えぇ。
絹: されているのかなぁ?と思ってましたけども・・・
松: そうですよねぇ。
絹: 実は、我が建設屋さん達・・・我々建設産業のみんなが担当している、と・・
松: はぁ。ご苦労様です。ほんとにありがとうございます。
絹: で、それと、交通事故なんかが起こりますよね。
高: はい。
絹: そしたら、オイルが散ったり、ガソリンが流れたり、ガラスの破片が飛んだりしますよね。
松: えぇ。
絹: そんな、後片付けって、やっぱりやりますよね。
高: はい。そういうなんも、警察から、応援の要請がありましたら行きまして、交通整理から、後片付け・・・オイルが漏れてたら、それの処理まで、一切合切、全部やっています。
松: そうですか。
高: はい。
松: あぁ、それは、じゃぁ、幅広い・・・
絹: 広いですよね。
松: お仕事なんですねぇ。
絹: それで、例えば事故で、転落防止柵とかね・・・崖が有ると、ガードレールが有ったりとか・・・それから横断歩道の・・・そういうところに柵がありますよね。
松: はい。
絹: あんなものがひしゃげたら、それ、誰直すんだろう?とかね。
松: えぇ。
絹: それから、看板なんかもね・・・この維持作業の範疇に、確か入るんじゃなかったですかね。
高: はい、それも入ります。
松: そうですか。
じゃぁ、車を運転していて、道路・・・まぁ、見えるもの、大体は、全部管理されている、と言うことでしょうか?
高: そうですね。はい。
絹: あの・・・
松: へぇ〜・・・
絹: 信号だとかですね、電気なんかは一部除かれるのもあるんですけども・・
松: はい。
絹: かなり多くの部分・・・国道と言いますか、維持作業には含まれるはずです。
松: 大変ですねぇ。
高: そうですね。
もう、今年に入って、事故処理が、もう百件を超えてる状態です。
松: わぁ〜
あの、消防士さんも・・・あの、救急隊員の方、大変だっていう風に聞いたこと有るんですけども、それを上回る出動回数じゃないですか。
高: はぁ、そうですね。
絹: はい。あのね・・・高屋さんは、わりかし寡黙でしてね・・
松: えぇ。
絹: 土木屋さんっていうか、土木の技術屋さんって言うのは、大体こういうタイプの方が・・・
松: まぁ、物静かな感じですよね。
絹: 静かに、黙って黙々と仕事をすると・・・
松: はい。
絹: あの、昔・・ねぇ。古いフレーズですけれども、「男は黙ってナントカビール」って有りましたよね。
松: あっ、「ナントカ」ビール。はい。
絹: 有りましたけれども・・・まぁ、そういうタイプ多いんですけども・・・
ちょっとこう・・・その訥々とした口を開いていただくためにですね・・・
松: はい。
絹: 高屋さんにちょっとこのテーマ・・・高屋さんご自身の経験をしゃべってもらいたいんですけれども。
そのキーワードは、「観音峠危機一髪!」。
松: はい。
絹: 昨年、台風23号が、京都府を襲ったときに、観音峠でもですね、土砂災害が生じました。
その現場に居合わせたのが、この男です。
その時の体験を少し、紹介してもらえませんか?
高: あぁ、はい。
去年はもう、大変台風の多い年で、まぁ台風慣れやってたとこもあったのかもしれませんけど、「あぁまたこんな時期に台風が来るなぁ」って言う事で、構えてまして、そして、雨量が大変すごかったんで、早くから出動やって台風対策はとっていたんです。
そして、その時に役所から携帯電話が鳴りまして、「観音トンネルで山から水が出ているので、すぐに交通規制を張って、それからその対策をしなさい。」言うことで、作業員共々、全部走っていって、作業をやってたんですけども・・・
その時に「ドサッ」と言う音がしまして・・・
松: えぇ。
高: ふっ、と見ますと・・・
松: はい。
高: もう、僕の車から・・・・規制車がいて、交通規制をする車も、そこに配置やってたんですけども、その一部も土砂にちょっと埋もれてしまうような形で・・・
もうちょっと場所が違ったら、僕も死んでたかなぁと言う(笑)・・・怖い思いを一回やったことが有ります。
松: あっ、そうですか・・・
高: はい。
絹: あの・・・私のその翌日位に報告をね、聞きまして、「うちの車が一台スクラップになりました。」と・・・
ペシャンコになりました、と言う話を聞いて、「ドキッ」としました。
その担当が、高屋さんだった訳ですけれども・・・
松: あぁ、そうですかぁ。
絹: はい。
で、水が出て、民家の方に水が行かないように、土嚢積みを指示してたんですかね、高屋さんが。
高: そうです。
その作業やってるときに、急に起こりまして・・・
一応まぁ、先ほども言いましたように、365日、24時間、どんなことがあるか判らないので、こういう事が起こったら、こういう対策をしようと、一応考えてるんですけれども・・・・
松: えぇ、えぇ。
高: もうその時点で、頭がパニックになりまして(笑)、そして雨の中での連絡の取り合いなんかで、携帯電話もちょっと調子が悪くなって、もう、輪を掛けてパニックになりまして・・・(笑)
松: あぁそうですか。
高: もうその当時は・・・その時は大変でした。
絹: はい。よくぞ無事で帰ってきてくれた、と言う事なんでけども、たまたまうちの工事車両がね、一台お釈迦になってくれた事で・・・それがそこで停めてあったことで、ちょっと助かったと、言うことも有ったように、高屋さんから聞きました。
松: あぁ、そうですか。
絹: はい。
松: 今伺ってますと、この危険な場所に災害時は行って仕事をするのがお役目と言うことですよねぇ。
高: そうですねぇ。
松: えぇ。
高: ですから、僕ら技術者としては、早いことそういう災害を復旧やって、一般の方に通行をやってもらうというのも仕事なんですけども、そういう危険の中で、仕事しますんで・・・
松: はい。
高: まず、作業員の安全も考えて、仕事しなければならない言う事・・・
松: 両方ですよね。
高: はい。
それを・・今回・・・痛感・・やったんです。
松: あぁーそうですか。
高: はい。
松: それって、通行を・・こう維持する為には、自分の身の安全を確保しつつ、しなければならないと・・・
高: そういうことですね。
松: そこで、冷静沈着に行動するって言うのは、なかなか・・・
絹: そうですね。
その場にいたらホントに、あの頭の中真っ白になってしまうような経験だと思いますし・・・
松: はい。
絹: 特に土木のねぇ、現場って言うのは大きくて、自然を相手にする仕事が多い傾向があるでしょう?
ですから、如実にそういう自然の猛威というのを感じる事がね、土木の技術屋さん達は・・多いと思いますね。
で、一旦しくじると、ものすごくそういう危険な部分がありますから・・・僕は今回の事を・・その・・緊急出動って言うんですか、維持作業のね・・その作業を聞いてて・・あぁ、これって消防士さんだとか警察官だとか・・火事の現場へ駆けつける、救急の現場へ駆けつける、そういう身体を張った仕事をされている方と一脈通じる部分が、我々建設屋のですねぇ、仕事の中のある一部分・・・特に、高屋さんなんかが担当している部分にはね、今回有ったんだなぁ、って言うのを、改めて感じましたし、都市住民にとって、そういう・・ビルの中だとかマンションの中だとか守られたところにいる人たちの上?には、そういう「少し風でビルが揺れたかなぁ」とか言うことぐらいで過ぎてるものが、例えばそういう交通の要所だとか峠道だとかね・・ところでは、そういうことが起こってて、人知れず交通復旧、或いは遮断に従事している男達がいるよ・・その人達のことは、たぶん・・みんなに知られてないで・・脚光を浴びないで、過ぎていくんだなぁ・・って言うのを、ちょっと私・・一抹の不満と言いますか・・・どうもフェアでないなぁ、と言う思いが有ったので、今日、少しこういうテーマをね、高屋さんに来てもらったんですけども・・・
で、あの、高屋さんの里って言いますか、実家の方の・・園部の方でも結構ね、有ったという風に・・・
高: そうですねぇ。
絹: 聞いてますねぇ。
僕も9号線で、そういう風な土砂崩れが・・最終的には4箇所有りまして、まぁその国道に入ってくる車に、「待って下さい」とお願いやってたんですけど・・・
その迂回路も、大変ひどい状態やったみたいです。(笑)
松: あぁ〜そうですか。
高: まぁ、近くに京都縦貫道が、
松: はい。
高: 通ってますんで、
松: えぇ、えぇ。
高: その時は無料で、園部から丹波インターまで、通してもらうことが出来ましたんで・・
松: はい。
高: はい。あの、交通の方には、ちょっと遠回りになりましたけど、何とか対処することが出来ました。
松: あぁ〜そうですか。
高: はい。
松: そういう災害時は、本当に判断一つで、重大なことを招くって事で・・・本当に大切なお役目ですねぇ。
絹: そうですね。
松: はい。
絹: あの、まぁ・・・私達のですね、スタッフの一人が、こういう仕事に従事していると・・・
彼だけじゃぁないんですけども、こういう今回のことで、ある種、誇りにも思いますし・・それから、本当に無事でね、事故に遭わずに、或いは自分の配下と言いますか、コントロールしている指揮・・・この人達は指揮官ですから、現場の・・指揮する下の職人さん達、職方さん達の身の安全もね・・
松: うん。
絹: 守らなきゃならないと言う、大きな責任を背負って、仕事をしている人達がいるんだよと・・・
で、一般の市民の皆さんが、快適に仕事をし、生活をしていく、と言うその下支えをですね、やっている人たちがいることを、時々は思い出して欲しいなぁっと・・
道路を走っているときもですね、そういう思いで・・なんかこう見てもらえたら、僕たちは意気に感じて、仕事が出来るなぁ、って言う風に思ったので、こういう事をしました。
さて、ちょっと話が重たくなったかもしれませんので、ここで一曲聞いていただこうかなぁと思います。
珍しく曲をかけますが、これは佐々木清次さんという人の作詞作曲、歌であります。
佐々木さんと出会いまして、非常に良い歌だなぁと・・
「負けてたまるか」と言うタイトルなんですけれども、この曲は平安高校の硬式野球部の応援ソングと言う形を取っている様です。
平安高校のグランドで野球部の練習の時に良くかけられてるということを聞きました。
では、聞いていただきます。
よろしくお願いします。
************************************************
絹: ありがとうございました。
佐々木清次さんの、「負けてたまるか」と言う曲でした。
これはですねぇ、台風で災害を受けた方への応援歌と言う気持ちも混じっておりますし、それから私たちそういう災害現場で働く、或いはまちづくりの下支えをしている人間の思いをも含んだ、曲だという風に私は感じました。
ちょっと独りよがりのところがあったかもしれません。
メッセージ性の非常に強い曲ですれども、私はこれを聴いて、「よしっ!まだ負けてたまるか!」と頑張っている、建設屋さん達を沢山知っています。
もう一つエピソードを・・私自身の経験を紹介さしていただきます。
時間も余りありませんけれども、最後に一つだけ。
京都府の北部の災害視察というのに、昨年、舞鶴市、宮津市辺りを行ってまいりました。
特にきつかったのは、宮津の滝馬地区と言うところでありまして、土砂災害で・・・
非常にかわいそうだなぁと思いましたのは、或る集落なんですが、滝馬という集落なんですけども新築の家の一階部分が、ズボーンと土砂に押し流されて・・・二階は綺麗だけど、一階は全部無くなっているだとか・・・
公会堂というか・・・集会所ですねぇ。
集会所のところに・・・杉って言うのは根が浅くて・・成長が早くて根が浅いですから、杉が押し流されて来て、杉の木がズボーッと突き刺さっているとかですね・・・
そういうところを、見て参りました。
で、この災害って言うのはホントに、京都市内の中心部におりますと、あまり身近には考えられませんけれども、同じ京都府の中で、いろんな災害に遭われている方が有る。
舞鶴エリアでは、由良川の河口なんかで、バスの・・流されそうになって、バスの天井に30人ぐらいの人ですが、九死に一生を得られたという事件がありましたけれども、あの場所に行きますと、水深8メートルまで当時は有ったと・・・
そしてその側の大型ダンプ・・大型トラックの運転手さん達のご遺体はまだ視察当時はですね、三柱まだ上がって無かったと・・・言うような状態を見て参りました。
我々はそういう場所でですね・・何を感じたかと言いますと、堤防が決壊していると・・・それから土砂災害なんか、高屋さんねぇ・・・有効なんは砂防堰堤って、結構有効なんですよね。
高: はい、そうですね。
絹: 砂防堰堤・・小型のダムで小さな谷間のダムなんですけれども、砂が・・土砂が流れて落ちるのを止める役をしてます。
そういうものがきっちりと出来ているところは、災害がやはり防御されていると・・
でも、堤防が決壊したり土砂流出が、土砂災害が起こったところって言うのは、悲しいけれどもお金が無くって、予算が付かずに、手をつけられて無いところが、そういう被害に遭ってる・・・
堤防決壊したところから、畑一面にいろんなごもくが・・・川上から流れてきたものが一杯になって、田んぼが、畑が駄目になっていく。
そういう姿見ておりますと、われわれの公共工事不要論・・無駄な公共工事は出来るだけ止めよう。
予算をどんどん削減していこう。
建設業者はつぶれていけばいいんだ、数が多すぎる・・・と言う潮流判ります。
無駄なことをやってはいけないのは判りますけれども、この災害の中で見ていますと、やはり必要なところには防御の手がいるんだ。
その中で我々の高屋のような連中がですね、日々働いているんだ、と言うことも・・・
やっぱり、マスコミの皆さんは取り上げられませんけれども、一般の方々には知っておいていただきたいなぁ・・・
そういう思いで、今日この番組をお送り致しました。
佐々木清次さんの「負けてたまるか」が我々のテーマソングになるかもしれません。
その曲と高屋達の動き、まちづくりの下支え。
台風23号からの想い・・・もしよろしければ、記憶の片隅にお留め下さい。

と言うことで、今日は少々重たいテーマになったかもしれませんが、まちづくりチョビット推進室、お送り致しました。
松: 絹川さん。
絹: はい。
松: 一言、
絹: はい。
松: 私に言わせて下さい。
絹: はい。
松: 高屋さん、絹川さん。ご苦労様。ありがとうございます。
絹: ありがとうございます。
高: ありがとうございます。
絹: はい、高屋さん。ありがとうございました。
高: どうもありがとうございました。
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